ドメインパワーはどういう仕組なんだろう
ドメインパワーを上げるコツとかあるのかな
こんな疑問に答えます。
・ドメインパワーの仕組み
・ドメインパワーが上がらない理由
・ドメインパワーを上げるコツ
ドメインパワーを上げたいのは、上位表示させたいからですよね?
それには、ユーザーが満足するコンテンツを作り続けることが大切となるんですね。
ドメインパワーとは、価値の恩恵だからです。
でも、それだと話が終わってしまうので、この記事ではドメインパワーを上げる具体的なコツについてご紹介します。
ドメインパワーの仕組み
ドメインパワーとは、価値の恩恵だとお伝えしました。
価値というのは、コンテンツの質と言い換えられ、優れたコンテンツはユーザーを集め、拡散されて、ドメインパワーがアップするという恩恵を受けます。
ドメインパワーが上がる仕組みについて解説しますね。
- ページがクロールされる
- ページがインデックスされる
- ページの良し悪しが判断される
- ページの順位が決定する
ページがクロールされる
ドメインパワーは、Googleのクローラーがウェブを検索して、新しいページや更新されたページを探し、ページURLをリストに格納していきます。このさいには、主にリンクをたどりながら巡回していきます。
ページがインデックスされる
検出されたページは、Googleによってページの内容を分析され、分析した情報はGoogleインデックスに保存されます。
ページの良し悪しが判断される
テキスト、画像、動画、リンクなどの情報から、ページの良し悪しが判断されます。
ページの順位が決定する
内容の判断から、ページ順位が決定します。
決定の要素は、記事のみではなく、クリック率や滞在時間、被リンクの数などにの総合判断で決定するんですね。
この総合的な面で、ユーザーを満足させるコンテンツは評価され、ドメインパワーが上がります。
ドメインパワーが上がらない理由6つ
ドメインパワーが上がらない理由は、ユーザビリティによるものかもしれません。
ユーザーにとってわかりにくいコンテンツは、精読されずに滞在時間を下げます。
その要因となり、改善点ともなるのが、以下の6つです。
- わかりやすい内容の記事を書く
- 検索意図を満たす文章を書く
- サイトの更新頻度を上げる
- 被リンクを受けていない
- URLのSSL化をする
- パーマリンクの最適化をする
わかりやすい内容の記事を書く
記事はわかりやすく、読みやすく書きましょう。
文字の大きさや行間、デザインやサイトカラーにも気を配りましょう。
検索意図を満たす文章を書く
検索意図を満たす文章を書きましょう。
たとえば、検索してページにたどり着き、リード文に知りたいことが書かれていなければ、ページバックして他のページに移動してしまうかもしれません。
ブラウザバックは、SEO的に不利だといわれています。
それ以外に、ページの離脱率が早い場合も悪い評価につながる可能性があるので、リード文やはじめの見出しの内容にこだわりましょう。
サイトの更新頻度を上げる
古い記事はリライトして、更新しましょう。
Googleは、常に最新の状態を好みます。
このことは、Google検索セントラルにも書かれていて「サイトを最新の状態に保つ」という項目があるほどです。
被リンクが少ない
被リンクは、昔からSEOに重要な要素のひとつです。
被リンクを増やすには、良質な記事を書いていく他にありません。
被リンクを増やしたいからといって、有料リンクの購入、サテライトサイトからの不自然なリンクは止めましょう。
また、ドメインパワーが上がらないのはペナルティを受けているのが理由の場合があります。
手動のペナルティであれば、グーグルサーチコンソールで確認ができます。
ペナルティの確認方法については、「Googleペナルティをチェック!ペナルティの原因と確認方法」を参考にしてください。
URLのSSL化をする
URLをSSL化していますか?
もし、まだしていない場合は、ご利用のドメイン会社で設定方法を確認しましょう。
パーマリンクの最適化をする
パーマリンクはサイトの情報を正しく伝える役割があります。
たとえば、クローラーはURLをたどって記事の内容を調べます。
このさいに、URLと記事内容の関連性についても見ているといわれています。
記事URLは、記事内容に関連するように半角英数字で作成しましょう。
ドメインパワーを上げるコツ
ドメインパワーを上げるコツは主に3つです。
- アクセスを増やす
- 適切な内部リンクを貼る
- 被リンクを増やす
アクセスを増やす
ドメインパワーを上げるには、それぞれの記事のアクセスを増やしましょう。
記事への流入が多ければ、人気のあるコンテンツ、役立つコンテンツであると考えられ、ドメインパワーが上がります。
見直す点は、クリックするタイトルであるか、検索意図を満たす記事であるかの2点です。
適切な内部リンクを貼る
内部リンクを貼り、ユーザーの興味のある記事へ誘導しましょう。
見直す点は、飛び先は元ページと関連性の深いページであるか、内部リンクは適切にクリックされているかの2点です。
設置しているけど、クリックされないリンクがあると評価されません。
確認には、グーグルアナリティクスの「行動→行動フロー」で確認しましょう。
被リンクを増やす
優れたコンテンツを作成して、被リンクを増やしましょう。
共有されるコンテンツの特徴は以下のとおりです。
・どこよりもわかりやすい情報
・独自のデータやグラフィック
・結果のでるハウツーコンテンツ
これらの要素を含んだ記事は、SNSで拡散され被リンクにつながります。
自分ですぐに取りかかれる被リンク獲得方法は「自分で出来る!ブログの被リンク獲得方法44つ」を参考にしてください。
【上位表示するために】ドメインパワーの目安
検索上位入りするには、記事内容だけではなくドメインパワーも重要だといわれています。
もし、そうであるなら単純に考えると、自分のドメインパワーが競合よりも低いと、上位表示ができなくなります。
僕の経験上は、競合のほうがドメインパワーが上でも、それより上位表示できたことはありますが、ひとつの目安としておきましょう。
キーワード選定して記事を書く前に、競合のドメインパワーを調査するのがおすすめです。
ドメインパワーの調査方法
僕はドメインパワーの調査に、グーグルクロームのアプリにあるMozが提供している「MozBar」を利用しています。
≫MozBarの使い方は【競合分析】MozBarのログイン方法と使い方を解説【Google拡張機能】を参考にしてください。
たとえば、「ロング テール キーワード 検索 ボリューム」の複合キーワードを検索すると、以下の画像のように表示されます。
赤い線を引いた、「DA(ドメインオーソリティ)」というのが、Mozが開発した検索エンジンランキングのスコアで、ドメインパワーの代替指標となります。
この数値を競合と比べてみて、自分のドメインオーソリティよりも高ければ、競合よりも上位表示はできず、低ければ競合より上位表示できるという、ひとつの指標です。
しかし、先程もお伝えしたように、競合の方がドメインオーソリティの数値が高くとも、それより上に上位表示することは可能です。
ドメインオーソリティが低いうちは、複合キーワードで、コツコツとアクセスを集めて数値を上げていきましょう。
まとめ
ドメインパワーが上がらない場合は、以下を見直しましょう。
・記事へのアクセスが少ない→記事内容を修正する
・被リンクが少ない→質の良さを心がける
以上となります。