コピーライティング

ライティングの文章構成(型)まとめ

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悩む人
文章の構成ってどんなものがあるんだろう…
網羅的に教えてくれるところはないかな…
使い方についても知りたい

 

こんな疑問に答えます。

文章は型を知らずして書き始めるのはNGです。

型を知らずに書き始めると一貫性がなくなり、結論がブレた文章になるでしょう。

文章の型は、人が行動するときの思考の順番など、人間心理にもとづいているので使わない手はないです。

また、型を使うことでとても早く書き上げることができます。

この記事を書いている僕は、ブロガー歴5年、会社員としてライター歴は6年ほどです。日々型を変えながら文章を書いています。

この記事では、一般的に知られている文章の型をご紹介します。

ライティングの文章構成(型)まとめ

海外のものと日本の文章の型をご紹介します。ここで紹介しているのがすべてではありません。

AIDA(アイーダ)の法則

AIDAの法則は、コピーライティングの型の元祖ともいわれている型です。アメリカのセント・エルモ・ルイスが提唱しました。

・Attention(アテンション)
・Interest(インタレスト)
・Desire(デザイア)
・Action(アクション)

これらの頭文字をとって「AIDA(アイーダ)」の法則と呼ばれています。

A→I→D→Aにかける流れは、人間の行動心理を考えて作られているんですね。

これはAIDAの法則に限った話ではありませんが、今後ご紹介する型は、基本的にAIDAの法則が軸となり発展させたものと考えてください。

アルファベットそれぞれに、どのようなことを書くべきなのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

》セールスレターで不可欠な『AIDA(アイダ)の法則』と

QUEST(クエスト)の法則

QUESTの法則は、コピーライターであるマイケル・フォーティン(Michel Fortin)氏が提唱しました。

「AIDAの法則」に足りない部分を補って作られたといわれており、AIDAより研ぎ澄まされた型ともいえますね。

QUESTは、その文字数どおり5つのパーツから成り立っています。

・Qualify(絞り込む)
・Understand(共感する)
・Educate(啓発する)
・Stimulate(興奮させる)
・Transition(変化させる)

共感や啓発など、見込み客に寄り添う部分はAIDAになかった新しい部分ですね。

それぞれのアルファベットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

》「QUESTの法則」人を動かす文章構成の使い方を解説

AIDMA(アイドマ)の法則とは

AIDMAの法則とは、アメリカのサミュエル・ローランド・ホールが提唱した文章の型です。

5つの頭文字の意味は以下のとおり。

A:Attention(注意)
I:Interest(興味)
D:Desire(欲求)
M:Memory(記憶)
A:Action(行動)

AIDAに似ている部分がありますね。Mの「記憶」が新しく入っているだけとわかります。

このMemoryとは、見込み客の脳裏に記憶させることを意味していて、何度も繰り返しメリットを伝える役割を持っています。

その他の詳しい解説は、こちらの記事で詳しく解説しています。

》AIDMA(アイドマ)の法則とは

AISAS(エイサス)の法則

AISASの法則は、アメリカのサミュエル・ローランド・ホールが提唱したAIDMAの法則が元となっているといわれています。

「検索する」という部分が、より最近の消費者の行動を表しているように感じますね。

僕も何かを買うときは、一度必ず検索して情報を探しますから…。

5つの要素については以下のとおりです。

・Attention(注意が喚起される)
・Interest(興味が生まれる)
・Search(検索する)
・Action(購買する)
・Share(情報を共有する)

それぞれの詳しい解説は、こちらの記事で詳しく解説しています。

》自然に商品が売れる?AISAS(アイサス)の法則とは

PASONA(パソナ)の法則

PASONAの法則は、日本のマーケターである神田昌典さんが提唱した文章の型です。

もちろん、はじめは海外の法則を元にしたのかもしれませんが、神田さんは日本でもトップクラスのマーケターなので、日本人の行動には、PASONAの法則が向いている可能性があります。

PASONAの法則の5つの要因は以下のとおりです。

・Problem(問題):問題点を明確化する
・Agitation(扇動):問題点を煽り立てる
・Solution(解決策):解決策を示す
・Narrowdown(絞込):対象客や期間を限定する
・Action(行動):行動を呼びかける

 

僕の会社でも、PASONAは今も使っています。それぞれの解説は以下の記事をご覧ください。

》PASONAの法則でコピーライティングを書く方法【例文あり】

新PASONA(パソナ)の法則

新PASONAの法則は、PASONAの法則を生み出した神田昌典さんがPASONAの法則を進化させたものです。

さらに新PASONAでは要因が「S」と「O」で分かれて6つになっています。

PASONAの法則の6つの要因は以下のとおりです。

・Problem(問題):問題を明確にする
・Affinity(親近感):読者に寄り添います
・Solution(解決策):解決策出す
・Offer(提案):読者のためになるように提案する
・Narrowingdown(絞込):条件を挙げて絞り込み
・Action(行動):行動を後押しする

 

PASONAにあった「煽り」が「寄り添い」に変わっています。見込み客に共感することが時代的に重要になっているようです。

新PASONAについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

》パソナ「旧PASONAの法則」と「新PASONAの法則」の違いとは?

三部構成(サンブコウセイ)

三部構成は脚本などに使われる構成のことです。各部で役割があり、物語の展開が変わることで、飽きのこない作り方になります。

序論=観客に引き込む
本論=観客に期待させ続ける
結論=観客を満足させる

三部構成は文章の型にも利用されており、AIDAの法則の構造にも似ていますね。

三部構成についてもっと知りたい場合は、こちらの記事で詳しく解説しています。

》文章の書き方は三部構成にするとスラスラ書ける|序論・本論・結論

SDS法(エスディーエス)とは

SDS方とは、理解しやすく、記憶されやすい文章の型のことです。説得力を持たせつつも、結論を早く伝えたい場合に有効です。

SDSの各要素
・Summary:全体の概要や結論
・Details  :詳細の説明
・Summary :全体のまとめ

結論、理由、まとめの順で説明すると、シンプルでわかりやすく伝えられます。

各パーツの詳しい解説は、こちらの記事で詳しく解説しています。

》SDS法とは|記事の書き方SDS法を詳しく解説【例文あり】

PREP法(プレップ)とは

PREP法は結論ではじまり、結論で終える法則のことです。

ブログ記事を書くときに頻繁に使う型で、それぞれの見出しの中はPREP法で書くようにしています。

なぜ、PREP法を用いるかというと、説得力があって伝わりやすいからですね。

PREP法の4つの要因
・結論(Point)
・理由(Reason)
・具体例(Example)
・結論(Point

理由と根拠があってこその説得力になるので、主張だけを言う文章にならないように気をつけましょう。

どのように書いたらいいのか。こちらの記事で詳しく解説しています。

》PREP法とは? 「これだけ」論理的に説得力のある文章を書けます

文章の型 まとめ

世の中には、まだ文章の型は紹介しますが、ひとまずこれだけ覚えておけば大丈夫です。

自然と2か3つの法則しか使わなくなると思います。使い慣れたものや反応が良かったもの、しっくりくるものを探しましょう。

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