できるリーダーや、
人の上にたつ人間には、
言葉を巧みに操る人が多い。
そういった人は常に
自分の働きやすい環境作りのために、
自分を変えるための努力をしている。
この努力とは、相手を思いやり、
自分も相手も傷つかないように
接するためのものだ。
昭和の考え方は平成では通じず、
若い者は、上司の言い方ひとつで
ヤル気を失くし、働かなくなったり、
辞めてしまう者もいる。
人と人との社会でバランスを取りながら
生きていかなければならない世の中では、
ほんの少しのミスが大きな問題を生むケースもある。
できる人間は、
自分の考えを柔軟に変えられる。
上司から部下への命令も、
昔は○○しろ!と言えば
部下は黙って従ってくれたものの、
現代ではパワーハラスメント・モラルハラスメントとなり、
職場内の人間関係も気を使うものとなりました。
そんなときに、
上司はナメられずに
部下を従わせる方法があります。
それは頼み事を「疑問形にする」
というやり方です。
「君、これを17時までにやっておいて」というよりも、
「君、これを17時までにやってもらえる?」という。
疑問形にすることで、
耳に柔らかく丁寧に聞こえるのだ。
こうしたちょっとした気遣いが
現代の上司には求められている。
もしかしたら、セールスレターでも、
文章を疑問形に変えることで、
購買に繋がることがあるかもしれません。