「保証」「保障」「補償」の意味の違いと正しい使い分け方

この記事では、「保証」「保障」「補償」の意味の違いと正しい使い分け方についてご紹介します。

読み終えたら、3つの言葉の違いがわかり、正しく使い分けられるようになりますよ。

 

「保証」と「保障」と「補償」の違い

 

保証:請け合う、損害の責を負う
保障:立場、権利などが侵されないように守る
補償:損害を補い償う

 

「保証」の意味

「保証」とはweblio辞書によると

1 間違いがない、大丈夫であると認め、責任をもつこと。「品質を保証する」「彼の人柄については保証する」
2 債務者が債務を履行しない場合に、代わって債権者に債務を履行する義務を負うこと。「保証責任」
weblio辞書より引用

といった場合に用いると記述されています。

つまり、請け合う、損害の責を負うこと。

 

「保証」の正しい使い方

(例)
・3年間の保証がついています。
・保証人をたててお金を借りる
・最低時給は保証されている

 

「保障」の意味

「保障」とはweblio辞書によると

[名](スル)ある状態がそこなわれることのないように、保護し守ること。「国家の安全を保障する」「社会保障」
weblio辞書より引用

といった場合に用いると記述されています。

つまり、立場、権利などが侵されないように守ること。

 

「保障」の正しい使い方

(例)
・損害保障
・人権の保障
・老後の保障

 

「補償」の意味

「補償」とはweblio辞書によると

1 損失を補って、つぐなうこと。特に、損害賠償として、財産や健康上の損失を金銭でつぐなうこと。「労働災害を補償する」「公害補償裁判」「補償金」
2 心理学で、身体的・精神的な原因によって劣等感をもつとき、それを補おうとする心の働き。アドラーの用語。→防衛機制
weblio辞書より引用

といった場合に用いると記述されています。

つまり、損害を補い償うこと。

 

「補償」の正しい使い方

(例)
・損害補償
・補償金
・労災補償

 

「保証」「保障」「補償」の意味の違いと正しい使い分け方 まとめ

 

「保証」「保障」「補償」の使い分け方は、ちょっと難しいですよね。

簡単にすると、以下のとおりです。

保証:責任をもつ


保障:守る


補償:補う

ぜひ、参考になると嬉しいです。

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