どうやったらウェブライターになれるんだろう
仕事をどうやってもらうのかも知りたいな…
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
・ウェブライターの仕事の取り方
・ウェブライターの収入目安
給料にもうあとプラスで3万円ほしい。
そんな思いがあるなら、ウェブライターとしてライティング力を磨くのがおすすめです。
ライティング力は、至高のスキルだと思ってます。
ゆくゆくは、独立してフリーランスとして稼いでいくこともできますからね。
でも、はじめはやり方もわからないでしょう。
そこでこの記事では、副業ウェブライターのはじめ方について解説しました。
最後まで読むことで、副業ウェブライターとしてスタートできる内容になっています。
副業ウェブライターのはじめ方
さっそく、ウェブライターになるための手順やノウハウを伝えていきますね。
ウェブライターとは何か?
ウェブライターとは、インターネット上の文章を書く人を意味します。
サイトやブログの記事から、企業のコーポレートサイトの案内文章、SNSの発信に至るまで、仕事は多岐に渡ります。
ウェブライターは人気職
今やウェブライターは人気職であり、ライターとして独立して、在宅でストレスフリーに働く人が増えています。
主婦資格ナビが2020年の7月に実施した、主婦200名へのアンケート結果によると、在宅ワーク、フリーランスでやってみたい仕事の回答は以下のとおりになりました。
対象者の中では、ウェブライターは3番目に興味がある仕事なんですね。
» 【未経験から】の副業ウェブライターのはじめ方【収入見込みアリ】
副業をはじめる人の理由
副業をはじめようとするのは、現状に不満があるからです。
何かしらの不満がなければ、今以上に稼ぐ必要もないですしね。
あなたも満足のいく給料をもらっていたら、副業の二文字は頭によぎらなかったのではないでしょうか?
事実、リクルートが2020年12月に実施した「兼業・副業に関する動向調査2020」データにおいて、1位の理由は「生計を維持する」2位の理由は「貯蓄や自由に使えるお金を確保するため」となっています。
副業をはじめる人の大半は、みなさんプラスが欲しいからですよね。
» 初心者が副業で稼ぎ続けるオススメの方法を具体的にご紹介!
ウェブライターの仕事内容
ウェブタイターの仕事は、ウェブコンテンツの作成になります。
幅は広いですが、どれにでも対応する必要はありません。得意な仕事のみに応募するようにしましょう。
・ブログ記事の執筆
・インタビュー記事の執筆
・ランディングページの文章
・コラム、メルマガ、SNS
あなたが受注する仕事は、ブログ記事一択でいいと思います。
上記のとおり、もっと色んな仕事がありますが、何でも受けてしまわないようにしましょう。
ウェブライターで収入を得る流れ
ウェブライターが収入を得るための、ステップを6つに区切ってお伝えします。
① クラウドソーシングサービスに登録する
② プロフィールを作成する
③ 仕事に応募する
④ テストライティングをする
⑤ 受注、執筆、修正、納品する
⑥ 取引終了後にクライアントの評価をする
クラウドソーシングサービスと、プロフィールに関してお話します。
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングとは、企業が外部へ業務を発注する業務体型のことです。
クラウドソーシングサービスとは、企業が発注した業務が集まっているプラットフォームのことです。
クラウドソーシングサービスに登録している人は、企業が発注している案件を受注し、生産をすることで報酬が得らるんですね。
簡単に言えば、社内の人員が足りないから、社外の人に仕事を振って給料も支払おうという感じですね。
株式会社realwaveが2021年の8月に実施した、ウェブライター62名へのアンケート調査によると、ウェブライターの80%が「ランサーズ」と「クラウドワークス」を利用していることがわかったようです。
これだけ、ライターにとってクラウドソーシングサービスは利用されているんですね。
魅力的なプロフィールを作成するコツ
ウェブライターとして仕事を受注するには、多くのライバルの中から選ばれなければなりません。
ウェブライターは年々増えているので、クラウドソーシングサービスへの応募も増加傾向にあるからです。
ライバルに競り勝つには、際立った何かが必要になるんですね。
そこで、プロフィールを魅力的にみせるコツをご紹介します。
- 実績を書く
- 自分のウリを書く
- クライアントに何が提供できるか書く
簡単に解説していきます。
実績を書く
はじめは実績はありませんが、少しでも経験があるのなら書きましょう。
たとえば、1件受注できてクライアントから良い評価がもらえたら、それを実績としてもいいんです。
「とても丁寧な仕事をしていただけて嬉しかったです!」と評価をいただきました!という内容でも実績になるので、どんどん実績をアップデートしていきましょう。
自分のウリを書く
あなたがこれまで経験してきたことで、ウリになっている部分を見つけましょう。
たとえば、営業成績で部署No.1になったことがあるなら、お客様との信頼関係を築くのが早いのかもしれないし、売り込みに感じないセールストークができるのかもしれません。
自分の経験が、どのように活かせるかを伝えましょう。
クライアントに何が提供できるか書く
実績やウリを踏まえて、あなたがクライアントに提供できるコンセプトを伝えるといいと思います。
具体的には、「誰に」と「どんなBefore→Afterを提供するのか」という部分です。
このあたりをしっかり書くと、魅力的でベネフィットの伝わるプロフィール文章になりますよ。
ウェブライターの仕事の取り方
ウェブライターとして仕事を取る方法は、以下の3つになります。
- クラウドソーシングを利用する
- ライターを募集しているメディアを見つける
- SNSを活用して仕事を請け負う
ここでは、②と③について解説します。
ライターを募集しているメディアを見つける
いろいろとみていると、ライターを募集しているメディアもあります。
などなど。
他には、ジモティーでも見つけることができます。
» ジモティー
直接連絡をして仕事を取るのもアリですね。
場合よっては、クラウドソーシングサービスよりも単価がいい場合もあります。
SNSを活用して仕事を請け負う
Twitterには、ウェブライターが大勢います。
また、ウェブライターを募集している人もたまにいるので「Webライター 募集」などで検索してみると見つかるかもしれませんよ。
どちらも無料で利用できます。
クラウドソーシングでの仕事の探し方
ここからは、実際にクラウドソーシングサービスのランサーズで仕事に応募するまでの流れをお伝えしていきます。
まず、ランサーズのサイトにアクセスします。
画像の赤い線に注目してくださいね。
まず、「仕事を探す」にマウスのカーソルを合わせます。すると、他のメニューが表示されるので、「ライティング・ネーミング」→「ライティング」と進んで「記事作成・ブログ記事・体験談」をクリックしましょう。
すると、発注されている案件が並んでいますが、すぐに仕事を開始したい場合は、左メニューの絞り込みから「タスク」にチェックを入れて、一番下の「絞り込み」ボタンを押します。
タスク形式の案件のみが表示されるので、自分が書けそうな案件を選択しましょう。
ここでは適当に選びますが、応募するさいには単価や補足説明、ルール、禁止事項などについても目を通しましょう。
特に問題がなければ「作業をはじめる」ボタンをクリックして作業に移ります。
大まかな流れは以上です。
補足
コンペ形式:たくさんの提出物から1つ~数個を選ぶ形式。
タスク形式:一つの依頼に多人数が作業を行う形式。
プロジェクト形式:クライアントへ提案を出し、気に行ってもらえれば採用される形式で、中上級者向けです。
ウェブライターに必要なスキル
ウェブライターに必要なスキルは、以下の3つです。
- ウェブライティング力
- SEOの理解
- 一般常識と社会人的マナー
それぞれ解説します。
ウェブライティング力
ウェブライティング力とは、人に情報を伝える力です。
もっというと、人に情報を伝えて変わってもらう力なんですね。
日本語として伝わりづらい文章では、人に行動してもらえませんからね。
伝えるためのウェブライティング力は必要不可欠です。
» Webライティングの書き方|初心者が恥ずかしくない記事を書くコツ
SEOの理解
ウェブライターの目的は、人に伝えて行動してもらうことですが、それ以前にその記事を読んでもらえなければ、存在していないのと同じです。
だから、ライティング力だけではなくて、SEOの知識が必要です。
SEOがわからないと、検索上位に表示できる可能性は低いので、より記事を読んでもらうにはSEOの知識も必要不可欠です。
ちなみに、SEOとは(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)のことで、Googleなどの検索エンジンから集客をするマーケティング戦略のことです。
SEOについては、【自分で出来る】SEO対策のやり方「29の手段」を参考にしてください。
一般常識と社会人的マナー
当たり前ですが、クラウドソーシングサービスを利用するなら、クライアントとのやり取りが必要になります。
特にプロジェクト形式の案件では、やり取りが多くなります。
提案をするときも、途中経過のやり取りをするときも、クライアントに対して失礼のないような言葉遣いと配慮は必要ですね。
副業ウェブライターの収入の目安
では、副業ウェブライターがどれだけ稼げるのか?お伝えします。
文字単価0.5円の場合 | |
3,000文字 | 1,500円 |
4,000文字 | 2,000円 |
5,000文字 | 2,500円 |
文字単価1円の場合 | |
3,000文字 | 3,000円 |
4,000文字 | 4,000円 |
5,000文字 | 5,000円 |
文字単価2円の場合 | |
3,000文字 | 6,000円 |
4,000文字 | 8,000円 |
5,000文字 | 10,000円 |
かかる時間の目安
キーワードだけ決まっている場合 | 4時間~8時間 |
キーワード、タイトル、見出しが決まっている場合 | 3時間~6時間 |
※あくまで目安です。
たとえば、3000文字で1,500円の案件に4時間かかったとしましょう。
「1,500÷4=375」となります。時給375円です。
このとおり、単価が低い案件は時給が激安になります。
単価アップの秘訣
激安時給状態を回避するために単価をアップするには、以下のことに取り組むといいですよ。
・SEOを理解する
・実績を積む
・得意なジャンルを確立する
・クライアントとの関係性を築く
・単価アップの交渉をする
得意なジャンルをつくると、リサーチにかかる時間が少なくなります。
リサーチしなくても知識が頭の中に入っているからですね。
たとえば得意なジャンルでなら一記事にかかる時間が2時間短縮できる可能性もあります。そしたら時給換算したときに割高になりますよね。
また、単価アップの交渉をするさいには、クライアントとの関係性を築いた後にしましょう。そのために何度も同じクライアントから仕事を受注して丁寧な仕事っぷりをアピールする必要があります。
あなたの腕が認められたところで、単価アップの交渉をしましょう。
大切なのはクライアントに対する心遣い
クライアントとの信頼関係を構築するには、以下のことを心がけましょう。
・返信は早く返す
・プロフィールは魅力的に書く
・修正依頼にも迅速に対応する
・締め切りをしっかり守る
・誤字脱字を見直してから提出する
一つひとつの説明は省きますが、どれも普通のことですよね。
でも、これが出来ない人が多いみたいです。
特に、返信を早くするのと、誤字脱字をチェックしてから提出するのは忘れないようにしましょう。
ウェブライターとして心得ておくこと
ウェブライターとして以下の2つは心得ておきましょう。
・単価の低い仕事は受けない
・プロ意識を持って質を重視する
言うまでもないかもしれませんが、単価が安い仕事は時給換算すると悲しいレベルになります。
安い単価は実績を積むときだけ!それ以外では手を出さないこと。
ウェブライターとしては初心者でも、仕事を受ける以上はプロ意識を持ちましょう。
副業ウェブライターのメリット・デメリット
ウェブライターにもメリットとデメリットが当然あるので、ご紹介します。
メリット
・在宅で安全な環境で仕事ができる
・一人で稼ぐスキルが身に付く
・旅行先やカフェなどでも仕事ができる
・ライターとしての転職も有利になる
デメリット
・実績がないうちは単価が低い
・最初はさほどお金にならない
・趣味の時間が確保できない
僕もライターがはじめから稼げたら、本当に自由なスタイルを確立できる仕事だと思います。
ただ、はじめは本当にライター一本では食べていけないんですよね。
なので、単価1円で日に2本仕上げられるくらいのスキルを身につけるまでは独立は難しいです。
ちなみにウェブライターを目指すなら、ブログを開設しておくと練習になり、書くスキルも上がりますよ。
詳しくは「【初心者用】ブログで副業を始める方法【完全網羅】」を参考にしてください。
ウェブライティングに役立つ本
ウェブライティングを身につけるうえで1冊だけご紹介するなら、以下です。
これなら、ウェブライティングもSEOも同時に学べますよ。
» 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
ウェブライターに関するQ&A
確定申告する必要はありますか?
副業での収入が年間20万円を超えるようであれば、確定申告の必要があります。
会社にバレたくない
住民税の徴収方法を「自分で納付」にし、普通徴収することで、会社に通知される住民税決定通知書の額に変化が生じないので、バレにくくなります。
まとめ 副業ウェブライターになろう
副業ウェブライターになるために、さっそく行動してみましょう!
でも…行動に移すのは1割だけ。
やろうと思っていても、人は行動しないものです。
だから、行動したもの勝ち!
まず、クラウドソーシングサービスへの登録をして、どんな仕事案件があるか確かめてみるのがオススメです。
ライティングについての勉強も欠かせませんので、まずはウェブライティングの本を1冊くらいは読んでみましょう。