「よくよく」と「ゆくゆく」の意味の違いと正しい使い分け方

この前、友人と話しているときに、「ゆくゆく考えてみると、そのように実行するべきかもね…」と、ゆくゆくという言葉を使ってしまったのですが、なんか変な感じがしたので、あとで調べてみると、このケースは「よくよく」を使うことが正しいことが分かりました。

もし、あなたも「よくよく」と「ゆくゆく」の違いをハッキリと分かっていなかったら、この記事はお役に立てるかもしれません。

「よくよく」と「ゆくゆく」の違い

 

「よくよく」と「ゆくゆく」は会話のときに間違えそうになりますが、意味合いとしては別物です。

よくよくは、主に十分に考えての行動を表します。

ゆくゆくは、主に未来について述べるときに用います。

よくよくの説明

 

「よくよく」の意味

 

よくよくとはweblio辞書によると

〔「よく」を重ねて意味を強めた語〕

念には念を入れて慎重に行うさま。十分に。「-考えてみれば,自分が悪かった」

程度がはなはだしいさま。多く好ましくない物事に用いる。「-困って訪ねて来たのだろう」「-のお人好し」「-詰らないだらう/虞美人草漱石」

(「よくよくのこと」の形で)他にどうしようもなくやむをえないさま。よっぽど。「-のことでもなければ来ない」

weblio辞書より引用

といった場合に用いると記述されています。

つまり、よく用いる①の意味としては「十分に」ということになります。

 

「よくよく」の正しい使い方

(例)
・よくよく考えてみたら(十分に)

②の意味で「よくよくお金に困っている」という使い方もありますが、あまり使いませんね。

③の意味で「よくよくの事情がなければ、彼が私に頼むことはない」という使い方がありますが、これもあまり一般的ではないでしょう。

ゆくゆくの説明

 

「ゆくゆく」の意味

 

ゆくゆくとはweblio辞書によると

①他をはばからないさま。心のままであるさま。「何事にかはとどこほり給はむ、-と宮にも愁へ聞こえ給ふ/源氏賢木」
②ものごとが速く進行するさま。ずんずん。「御腹は-と高くなる/宇津保 国譲下」
※(多く「ゆくゆくは」の形で)将来。行く末。 「 -大物になるだろう」 「 -はここに住もう」

weblio辞書より引用

といった場合に用いると記述されています。

つまり、未来を表す言葉として用います。

 

「ゆくゆく」の正しい使い方

(例)
・ゆくゆくは君と僕は別れる運命にある
・ゆくゆくは海外留学をしたい
・応募はゆくゆくは100名を超えるだろう

まとめ

 

「よくよく」には3つの意味合いがありますが、覚えておくといいのが、「十分」という意味合いです。

よくよく考えてみると…という使い方をします。

「ゆくゆく」は、未来を語るときに用い、「ゆくゆくはコピーライターになりたい!」というように使います。

よくよくは、コピーライターになりたい!と使ってしまうと間違いですので、正しい意味を覚えておいていただければと思います。

この記事が、あなたのお役に立つと嬉しいです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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