文章を書いているときに、”あらわす”あるいは”あらわれる”の漢字の使い分けに、少し迷ったことはありませんか?
ほんの少しでも迷う時間ももったいないですよね。
それならば、このページはあなたのお役に立てるでしょう。
ここで表わすと現すの正しい使い分け方を知り、今後は迷うことなく時間短縮させ、作業を最短で終わらせられるように…
今回は「表す」と「現す」の使い分け方についてご紹介します。
表わすの正しい使い方
表わすとはコトバンクによると
「自分の気持ちをうまく言葉に-・すことができない」 「荘厳な雰囲気を音楽で-・す」
コトバンクから参照
などを意味する場合に使用すると記述してあります。
つまり、表に出して示す、表現するという意味です。
心の中にあるものや思考の中にあるものを伝えるときに使います。
(例)
・あなたへの感謝を気持ちで表わす
・根拠を統計データを用いて表わす
・声に出さなくても表情に表れている
・下手な絵に見えてところどころにセンスが表れている
現すの正しい使い方
現すとはコトバンクによると
《現》 「姿を-・す」 「全貌を-・す」 「正体を-・す」 「本性を-・す」
コトバンクから参照
などを意味する場合に使用すると記述してあります。
つまり、それまで隠れていたものが発揮される。今まで見えなかったものが見えるようになるという意味です。
(例)
・見ず知らずの男が突然姿を現す。
・ピアノの才能を現す
・ねずみが影から現れる
・山奥にUFOが現れる
まとめ
いかがでしたか?
「表わす」と「現す」の使い分けは「表現」と「出現」の違いです。
表現できるものは「表わす」と言い換えられます。また出現するものは「現す」と言い換えられます。
言葉の使い分けをもっと知るには、こちらの本がおすすめです