・そもそもペルソナってどうやって設定するの?
コピーライティングでコンテンツを書くときには、ペルソナを作成すると効果的です。
なぜなら、ペルソナの作成をすることで、より読み手に刺さる文章を書くことができるからです。
この記事では、ペルソナの作成の仕方についてご紹介いたします。
ペルソナとは?
ペルソナとは、あなたのサービスを必要とする理想の人物像のことです。
ペルソナを作成することで、あなたのサービスを必要とする人のゴールが設定できます。
この架空の人物像を描くことを「ペルソナ」といいます。
何故ペルソナが必要なのか?
ペルソナを作成することで、ターゲットを絞り込むことができます。
あなたのサービスを作成するときや、届けるときにターゲットが定まっていなければ、何をどのように作っていいかもわかりません。
たとえば、転職サイトを紹介するのであれば、何歳のどんな人に向けて届けるのかを決めるのもペルソナです。
30代の男性で、営業経験のある人に向けて届けるのであれば、それだけターゲットは絞られます。
しかし、ペルソナを作成していなければ、20代~60代以上の男女で、ありとあらゆる職種が含まれてしまいますので、反応率は下がりますし、あなたのサービスを見た見込み客が「自分に向けて届けられたものではない」と思ってしまうでしょう。
コピーライティングでのペルソナ
コピーライティングでも同じことがいえます。
届ける商品はすでに決まっている場合、「その商品を誰に届けるのか」についてペルソナを作成しましょう。
ペルソナ像が決まっていなければ、誰に向けて書いているのかも明確ではないために、文章にブレが生じる可能性があります。
ペルソナによって作り出されたひとりに向けて書くことで、反応は大きく違ってきます。
キーワード選定でのペルソナ
提供する商品が決まっていて、その商品を購入してもらうためのページを作成するさいに、タイトルに含めるキーワードを選定します。
このキーワードに対してもペルソナ作成をしておくことで、ライバルのいないキーワードを見つけやすくなります。
たとえば、ペルソナで設定した人物が40代、管理職であれば「40代の管理職が絶対知っておきたい○○」という、かなりターゲットを絞ったタイトルにできます。
あなたがペルソナ設定した人物像に近い人であれば、誰であってもある程度刺さる内容になるでしょう。
それだけでなく、アクセスが少なかったとしても結果に繋がる濃い見込み客をゲットできます。
ペルソナを設定する3つのメリット
- 狙うべきユーザーを絞り込める
- ピンポイントなコンテンツを提供できる
- 主観を排除できる
狙うべきユーザーを絞り込める
ペルソナの作成は狙うべきターゲットを絞り込むのに効果的です。
なぜなら、ペルソナは最終的にひとりの人物像にまで絞り上げるので、ペルソナと近い環境にある濃い見込み客が集まります。
さらに、先程もお伝えしたようにキーワード選定のさいにもライバルの選ばないキーワードを探し当てられます。
その他にも、PPC広告を出すときにターゲットが絞られている方が、無駄な広告費をかけずに済みます。
ピンポイントなコンテンツを提供できる
ペルソナが定まっていれば「この人に必要だ」という見込み客に届けられます。
見込み客からしても「これはまさに自分のためのものだ」と思ってもらえるので、成約に結びつきやすくなります。
主観を排除できる
ペルソナを作成していないと、コピーを書くにも軸がブレてしまうことがあります。
さらに、自分の主観で書いてしまうので、結果的に読み手と書き手の間にズレが生じてしまい、心に刺さらないコピーになってしまうのを防ぎます。
誰でもできるペルソナの作り方
ペルソナに関する情報を集める
- 性別
- 年齢
- 家族構成、学歴、収入レンジなど
- 職種
- 会社での役職
- その仕事に必要なスキルや知識
- 会社・組織の規模(売上や従業員数など)
- 仕事での苦悩
- 1日の過ごし方
- よく読む雑誌やブログ、Webサイトなど
- よく使うソーシャルメディア、ソーシャルなつながりなど
- 情報入手によく使うデバイス
- 製品やサービスを調べるにあたっての行動パターン(インターネット、展示会、セミナーなど)
- ゴールと課題
ペルソナを物語風に仕上げる
集めた情報を用いて物語風に整えてみましょう。
ペルソナの例
先程のペルソナによりこのようなペルソナ(架空の人物像)ができあがりました。
こちらは、指導者やリーダーに関する情報を得たい人とします。
これは、あくまでもざっと作成したものですが、こうしてひとりの人物像をつくりあげることで、まるで実在する人物かのように作り上げることができます。
そうすれば、抱えている悩みに対して、それがどのように解決することを望むのかも分かってくることから、ペルソナ作成はとても重要なものなので、面倒くさがらずに作成しましょう。
それにより、コピーの反応が大きく変わるのなら、やらない手はないですよね。
まとめ
ペルソナを作成することは、無駄を省いて最大限の成果を得るためのものです。
あまりにも設定する項目が多いと思う場合は、以下の6つからでいいので、はじめてみてください。
- 性別
- 年齢
- 家族構成
- 会社での役職
- 仕事での苦悩
- ゴールと課題
次第に、鮮明にペルソナが設定できるようになると、さらに細かい人物設定をしたくなるかもしれません。
そのときは、もとのとおり、この記事でお伝えした項目を埋めて作成してみてくださいね。
この記事があなたのお役にたてたら嬉しいです。