あなたは文章を書いていて「あれ?」ここの”あける”という漢字は「空ける」かな?
それとも「開ける」かな?と迷ったことはありませんか?
漢字の使い分けってド忘れしちゃいますよね。
でも、間違ってブログなどをアップしようものなら、多くの人に間違った知識を与えてしまいます。
漢字ひとつで、意味が変わってしまうこともありますからね。
そうならないように、この記事では
「開ける」「空ける」「明ける」の3つの漢字の使い分け方についてご紹介します。
突然ですが、Yahoo!知恵袋には、このような質問がありました。
あなたは、どの「あける」を使うか分かりますか?
正解は…「空ける」です。
なぜ、「空ける」なのでしょうか?それぞれの違いを見ていきましょう。
開けるの正しい使い方
開けるとはコトバンクによると以下のように記述されています。
「隔てや仕切りになっているものを取り除く。閉じていたものを開く。」
コトバンクから参照
(例)
・窓を開ける
・蓋を開ける
・口を開ける
・扉を開ける
・ボンネットを開けるなどです。
窓を開く/蓋を開く/口を開く/扉を開く/ボンネットを開く…という具合に。
空けるの正しい使い方
空けるとはコトバンクによると以下のように記述されています。
「今までそこを占めていたもの、ふさいでいたものを、取り除いたり、なくしたりする。」
コトバンクから参照
(例)
・錐で穴を空ける
・お皿を空ける
・家を空ける
・席を空ける
・時間を空けるなどです。
やったぜ、課長のポストが空いた!チャンスだぞ!
という具合に使えます。
明けるの正しい使い方
明けるとはコトバンクによると以下のように記述されています。
「あるひと続きの時間・期間・状態が終わって、次の時間・期間・状態になる。」
コトバンクから参照
(例)
・夜が明ける
・年が明ける
・梅雨が明ける
・連休が明けるなどです。
君!この資料を週明けまでにやっといてくれないか?
という具合に使えます。
さいごに
「あける」という漢字のなかでも特に難しいのは「空ける」の使い分け方かもしれませんね。
困ったときには、空間をつくるときには「空」という漢字を使うと覚えておきましょう。