「名をあげる」という言葉を使う時
「あげる」とは、どの漢字を使ったらよいのか
迷ったことはありませんか?
「上げる」なのか「挙げる」なのか
その答えはというと
人の名前をあげるときには「挙げる」と書きます。
出世の意味で自分の名前をあげるのなら「上げる」です。
そんな「上げる」「挙げる」「揚げる」の3つの漢字の使い分け方についてご紹介します。
「上げる」の正しい使い方
上げるとはコトバンクによると以下のとおり記述されています。
物を低い所から高い所にもってゆく。
コトバンクから参照
(例)
荷物を二階に上げる
スピードを上げる
パワースポットで運気を上げる
成績を上げる
旗を上げる
荷物を二階に上げる
スピードを上げる
パワースポットで運気を上げる
成績を上げる
旗を上げる
(例)
気温が上がる
テンションが上がる
煙が上がる
気温が上がる
テンションが上がる
煙が上がる
このように、物や物質が低い所から高い所に移動するときに使いましょう。
「挙げる」の正しい使い方
挙げるとはコトバンクによると以下のとおり記述されています。体の一部分を高くまたは上向きにする。何らかの成果を残す。
体の一部分を高くまたは上向きにする。何らかの成果を残す。
コトバンクから参
(例)
・手を挙げる
・例を挙げる
・得点を挙げる
・手を挙げる
・例を挙げる
・得点を挙げる
彼は営業で1年間も目標売上達成という驚異的な成績を挙げた。
このように体の一部や成果に関係するものは「挙げる」を使いましょう。
「揚げる」の正しい使い方
揚げるはコトバンクによると以下のとおり記述されています。
熱した油で調理する。
コトバンクから参照
(例)
・天ぷらを揚げる
・天ぷらを揚げる
まとめ
特に「上げる」と「挙げる」の使い分け方が難しいように感じますね。
ちなみに、凧をあげるはどれを使ったらいいのでしょうか?
そう、物が下から上にあがるのですから、答えは「上げる」です。
なんとなく分かりました?
もし文章を書いているときにお困りになったら、この記事を参考にしてみてください。(*_*)
漢字の違いと正しい使い分けをもっと知るには、こちらの本がおすすめです。
[randlist cat=72 num=3]