「書き出しってどう書くの?」
「書き出しって大切なの?」
悲しい現実ですが、それだけ文の書き出しは重要です。
はじめの数行で、読み手に
- 「おもしろそう」
- 「役に立ちそう」
- 「求めていた情報だ」
と思わせることができなければ、文章は最後まで読んでもらえないとうことです。
逆に、いくらリサーチをして情報を集め、時間をかけて中身の濃い内容を書いても、書き出しで興味を持たせられなければ読まれないのです。
そこで、この記事では書き出しの基本的な書き方をご紹介します。
この記事を読むことで、魅力的な書き出しを書く方法が身に付きます。
書き出しの理解
まずは書き出しってそもそも何?というところからご説明します。
書き出しってなに?
書き出しというのは「リード」とも呼ばれていて、キャッチコピーと本文へのつなぐ役目をするパーツです。
リードには、「導く」という意味があり、よく女性をリードするという意味でも使われますね。
キャッチコピーで興味を持ってくれたお客様に、次はリードを読んでもらい、そこでさらに続きを気にさせるようにして本文に誘導するという役目があります。
読み手はどんな人か考える?
読み手がなぜ、あなたのサイトに訪れたかを考えましょう。
サイトに訪れるには何かしらのキーワードを打って検索をしてきています。
あなたのサイトに訪れたということは、あなたのサイトページに求めるものがあるかもしれないという気持ちで入ってきていることでしょう。
そこで、何を伝えるかによって、読み手があなたのページを読むか読まないかが決まってしまいます。
読み手に伝えたいことは?
あなたが設定したキーワードを検索してきた読み手は、何か解決させたい事柄があるはずです。
それは単に、「何となく知りたい」というものから「深刻な悩み」の場合もあります。
あなたが書き出しで読み手に伝えるのは、読み手がまさに考えていそうなことを突き、その悩みの解決策を提示してあげることです。
書き出しに織り込む要素
- 読者の悩みや問題を明確にする
- 悩みや問題を解決できることを伝える
- 悩みや問題を解決できる根拠を示す
- その方法について紹介することを伝える
- 読み終えたら得られるものを伝える
読者の悩みや問題を明確にする
読み手によりそった言葉や、読み手が頭の中で思っていそうなことを読み取りましょう。
(例)リサーチで困っていませんか?リサーチに時間を取られなくないと思っていませんか?など。
悩みや問題を解決できることを伝える
(例)リサーチという悩みは、この方法で解決できます…など。
悩みや問題を解決できる根拠を示す
(例)この方法を使ったお客様は、リサーチにかかる時間がおよそ30%カットできたとお喜びです…など。
その方法について紹介することを伝える
(例)リサーチ時間を短縮する方法を5つ。これからご紹介いたします。
読み終えたら得られるものを伝える
(例)この記事を読むことで、あなたのリサーチにかかる作業を30%カットできるでしょう。
というように、書き出しでは記事を読むことで何が得られるのかを、根拠込みで伝えます。
具体例
こちらは、今回の記事の書き出し部分の画像です。
お伝えした手順を少し崩して書いているので、そちらの説明もしておきましょう。
①では、読み手の考えていそうな悩みについて触れています。
②では、悩みが解決するという言い方はしていませんが、「おもしろそう」「役に立ちそう」「求めていた情報だ」ということを書くと良いことを伝えています。
③では、書き出しの重要性について。④では書き方、⑤では読むことによって得られるメリットを伝えています。
根拠としてデータがない場合は、このように崩して書く場合もあります。
まとめ
いかがでしたか?
書き出しを考えるさいには、文中で伝えた以下のことをテンプレートにしながら考えてみてください。
- 読者の悩みや問題を明確にする
- 悩みや問題を解決できることを伝える
- 悩みや問題を解決できる根拠を示す
- その方法について紹介することを伝える
- 読み終えたら得られるものを伝える
ちなみに、5はなくてもおかしな文章にはなりません。
4までの、「この記事では、○○の方法についてご紹介します。」で書き出しが終わったとしても、読み手の興味は維持できているはずです。
5は、あくまでも2をもう一度伝えているだけなので、必ずしも加える必要はありません。
今回の書き出しを書き方について、参考になればと思います。
最後まで読んでいただけて嬉しいです( ˘ω˘ )
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