「私の弟は、もうじき7才になります。」
あれ?この場合は「才」なのかな、それとも「歳」なのか、どちらが正しいんだろう…
と思ったことはありませんか?
これ、結論から伝えると、どちらも間違いではありません。
でも、なぜどちらも用いられることがあるのでしょうか。
その謎に迫らせていただきます。
「歳」の違いと正しい使い方
「歳」とはweblio辞書によると
・年齢、年数を数えるのに用いる。 「ひと-」 「百(もも)-」 「千(ち)-」
・とし。よわい。年齢。 「百歳・満二十歳」
weblioから引用
と記述してあります。
つまり、迷ったら「歳」を使っておけば間違いはありません。
特に、公用文などでは「歳」が正式となっています。
「才」の正しい使い方
「才」とはweblio辞書によると
(サイ)年齢を数える助数詞「歳」に代え俗用されるもの。
webilioより引用
と記述してあります。
つまり、もともと年齢を表す文字ではないのです。
才は、能力、知力、知能などの才能を表す言葉であったり、船荷や石材を量る単位を表す言葉であったりします。
なぜ才が使われることがあるのか?
なぜ、「才」が俗用(世間一般に行われること)されているのか。
1説によると、「歳」という漢字は画数も多く難しいために、小学校では「才」が代用漢字になったのではないかとされています。
おそらく、この記事を読んでくれているあなたは成人していると思うので、「歳」を使用することをおすすめします。
まとめ
年齢を表すときは「歳」で統一しましょう。
今まで気になってはいたけれど、しっかりと調べたことがなかったなら、これでお役に立てたかもしれませんね。
今回の記事では「歳」と「才」の違いと正しい使い分け方をご紹介しました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました^^