どんな構成で書けばいいのかな…
必要なパーツを教えてほしい…
こんな疑問に答えます。
ボディコピーは読者の信頼を得て、購買意欲を掻き立てるパーツです。
信頼を得るために根拠や証拠が必要となるので、証拠の集め方もご紹介します。
本記事の内容
・各パーツの詳しい解説
・セールスレターとブログの構成の違い
・証拠集めに役立つサイトをご紹介
この記事を書いてる僕も、証拠集めに利用しているサイトも教えますね。
ボディコピーの書き方【まとめ】
ボディコピーの構成要素は以下のとおりです。
- ストーリー
- ベネフィット
- 証拠、種類
- ブレット
- 商品説明
- オファー
それぞれのパーツを解説していきますね。
ストーリー (物語)
商品のストーリーを語りましょう。商品の開発ストーリーでも商品を使用した消費者のストーリーでもいいです。
人はストーリーが大好きなので、知らないうちに引き込まれてしまうものですからね。
映画、小説、漫画などが好きなように、ストーリーにすることで、より深く商品を認知してもらえます。
ストーリーの詳しい書き方については、こちらの記事で詳しく解説しているのでを参考にしてください。
ベネフィット
ライティングのさいには、商品の特徴を語るのではなく、ベネフィットを語るようにしましょう。
特徴というのは、商品の見た目や性能です。
特徴:四角い、白い、重さ、耐久性など。
ベネフィット:特徴から得られるメリット。
特徴から得られるメリットをベネフィットといいます。
特徴をベネフィットに変換する手順については以下の記事が参考になります。
» ベネフィットとは?メリットとの違いは?セールスレターで解説
証拠、種類
文章で人を行動させるには、見込み客に納得してもらわなければなりません。
あなたが書いていることが、本当の事であるとわかってもらう必要があります。
ただの自己主張ではない裏付けとしてデータや第三者の意見を集めましょう。
証拠の集め方に関してはこちらの記事で詳しく解説しているのでを参考にしてください。
ブレット(箇条書き)
ブレットとは「箇条書き」のことです。
箇条書きは、長い文章の中でリズムが一変し、注目されるパーツになります。
注目されるパーツなだけに、重要なこと、好奇心や欲求をあおれることを書きましょう。
先述したベネフィットを使って書くと、好奇心や欲求をあおれます。
書くべきことは、『あなたの商品やサービスを利用することで自分はどうなれるのか?』について書きます。
ブレットの書き方については、こちらの記事で詳しく解説しているのでを参考にしてください。
商品説明
商品の説明は、見込み客が手に取れるかのように細かく、そして詳しく書きましょう。
商品説明はオファーの一部ですが、ここでは分けて解説します。
抑えておきたい項目は以下のとおりです。
商品名 | 商品の名称 |
サイズ・内容量 | 大きさ、体積、内容量 |
他のモノとの大きさの比較 | タバコの箱などと比較 |
色 | 黒、白など |
形 | 四角、三角など |
重量 | ○kgなど |
素材 | 綿100%、ポリエステル○%など |
成分 | ビタミンC○○mgなど |
季節 | どの季節に対応しているか |
機能 | 充電満タンで何時間動くかなど |
メーカー・ブランド | Apple、富士通など |
工場 | 国名でよい |
製造国 | Made in ○○など |
送料 | 無料、全国一律、北海道、本州、沖縄など |
価格 | 税込なのか、税抜なのか |
決済方法 | 銀行振込、使用可能クレジットカード、分割可能など |
付属品 | 充電器、イヤホンなど |
保証 | 1年間など |
実績 | 過去の販売経験や、販売主のバックグラウンドなど |
詳細がよくわからないものは、他の商品やモノと比べるようにしましょう。
よくタバコの箱と並べて大きさの比較をしている画像がありますよね。あれはわかりやすいです。
商品説明文の書き方については、「心を動かす商品説明の書き方と漏れのない14の項目【理論あり】」で解説しています。
オファー
オファーとは、取引条件のすべて。先述した商品詳細もオファーの一部です。
オファーはコピーの中でも、2番目に重要といわれているパーツです。
②コピーがそこそこで上出来なオファー
上の2つを比べたときに、高い売上を出すのは②となります。
つまり、オファーが断る要素のないほどに強烈なものなら、コピーはうまくなくても売上は見込めるんですね。
オファーの取引条件にはどんなものが含まれるのかは「コピーライティングで2番目に重要なオファーとは?種類と例を解説」を参考にしてください。
ボディコピーの例文
今回は、インフォトップで販売されている、教材のセールスレターで解説をします。
「ステップメールの教科書」という教材ですね。リンクを開いてみてください。
ボディコピーは、「ステップメールはこのようなジャンルで活躍します。」という見出しからはじまります。
①早い段階でお客様の声を紹介しています。
セールスレターにはさまざまなパーツがありますが、順番は決まっていません。
早めに信頼を得たいなら、お客様の声をはじめに紹介してもいいのです。
実績として数字が掲載できなければ、他の方法で信頼を得ていく必要がありますからね。
②商品紹介(各章を説明する)
商品詳細では、見込み客が”知りたい”と思うようなことを項目に入れましょう。
「これも知りたい!これも知りたい!」と思ってもらえれば成約率は高まります。
③商品を使用したさいの未来を伝える
商品を利用すると、どんな未来が手に入るのかを伝えています。
しかも、ブレットとマーカーを使っているので目に止まりやすいです。
未来にどんな人生を送れるのかを表現する術のひとつとして覚えておきましょう。
④特典
特典は、”おまけ”感覚ではなく、価値のあるものを提供しましょう。
メインの商品以上に価値がありそうな特典を目指したいところです。
可能な限り、価値と量にこだわりましょう。
⑤価格
価格の理由や、競合との価格の差などについても説明できれば望ましいです。
⑥Q&A
購入前の見込み客は、商品が欲しい気持ちはあっても疑問も抱えています。
疑問をわざわざメールや電話をして聞くにも何かな…という感じで去っていく人もいるでしょう。
そんなときに、Q&Aを設置しておき、あらゆる疑問と答えが書かれていると、見込み客を安心させられます。
⑦追伸
参照元:メルマガの教科書
追伸は、3つくらい書くことをおすすめします。
- 要点のまとめ
- 購入の後押し
- 追加特典の知らせ
要点のまとめ
長いセールスレターですから、最後まで読んだときには最初に何が書いてあったか覚えていないこともあるでしょう。
そこで、要点を絞って伝えてあげるとリマインドにもなり、購入する意味を思い起こさせることに繋がります。
購入の後押し
セールスレターを追伸まで読んでいるということは、商品のテーマ自体には気になっているはずです。
特典や保証を伝え、購入の後押しをしましょう。
追加特典の知らせ
今回の場合はステップメールには興味があるけれど、教材の内容にピンときていないか、解決できる内容になっていない可能性があります。
知りたいことが項目になければ購入に迷うでしょう。
そんなときは、メールやZoomサポートの追加特典を付けると、知りたいことがダイレクトに聞けるので、購入を迷う問題を解決できます。
セールスレターとブログの構成の違い
セールスレター
ブログ
基本的には大きな違いはありません。
セールスレターが商品を販売するものなら、ブログ記事はアフィリエイトリンクを紹介するものと考えれば、目的は読み手に行動してもらうことになります。
ライティングの型も同じ。順番も同じで大丈夫です。
ブログの小見出し(h2)は、セールスレターでいうところのサブキャッチコピーとなります。なので、全体的に大きな違いはないんですね。
強いていうなら、ブログの方がPREP法が用いられているように感じる程度です。
ブログでは、見出し(h2)の主張に対して結論と理由、根拠を示していきます。この繰り返しですね。
PREP方については、こちらの記事が参考になります。
» PREP法とは? 「これだけ」論理的に説得力のある文章を書けます
証拠集めに役立つサイトをご紹介
証拠のパーツで使用するデータはどうやって集めたらいいのか?
以下に僕も使っている役立つサイトを紹介します。
ブックマークすることをおすすめします。
政府統計の総合窓口「e-Stat」 | https://www.e-stat.go.jp/ |
総務省統計局 | http://www.stat.go.jp/ |
財務省 | https://www.mof.go.jp/ |
国立国会図書館 | https://www.ndl.go.jp/ |
統計Dashboard | https://dashboard.e-stat.go.jp/ |
矢野経済研究所 | https://www.yano.co.jp/ |
調査のチカラ | https://chosa.itmedia.co.jp/ |
MACROMILL | https://www.macromill.com/contact/ja/reports.php |
リサーチリサーチ | https://www.lisalisa50.com/ |
この他にもあると思いますが、ひとまずこれだけあれば何かしらのデータは見つかるでしょう。
まとめ
ボディコピーは、何を書くかよりも「ある程度の証拠」と「超魅力的なオファー」が成約に関わります。
何を書くかに悩むよりも、何をもっとプレゼントできるかを考える方が数字は伸びますよ。