文章において、文字を平仮名で書くべきなのか、漢字で書くべきなのか迷う場面は多々あります。
今回ご紹介する「できる」と「出来る」も迷ったことがあるかもしれませんね。
この2つは、どんなときに使い分けるべきなのか? しっかりとお伝えしていきます。
[できる]と[ 出来る]はどちらが正しいの?
コピーライティングで「デキる」と書く場合、[できる]と[ 出来る]のどちらを用いればよいのか。
結論は[できる]とひらがなで書きましょう
出来を(漢字で)書く場合
「でき 出来」
出来事、出来過ぎ、出来損なう、出来高(払い)、
出来たて、出来値、出来のよい作品、出来、不出来、出来具合
(新聞協会統一表記)「でき…」という場合は漢字を使う。
出来を(ひらがな)書く場合
できる (出来る) → できる[動詞、副詞など]
勉強がよくできる、用事ができる、理解できる、利用できる
動詞、副詞などは原則として平仮名書き
「できる」をひらがなで書く例
いままでなかった物事がつくられて存在する。新しく物事が生じる。発生する。出現する。「水たまりが―・きる」「にきびが―・きる」「急用が―・きる」「―・きたことはしかたがない」
作物などがつくられる。収穫物が得られる。生産される。「当地では柑橘(かんきつ)類が―・きる」「家庭菜園で―・きたトマト」「今年は米がよく―・きた」
建物や組織などが新しくつくられる。成り立つ。「ダムが―・きる」「組合が―・きる」「合意が―・きる」
goo辞書より引用
まとめ
よくサイトやブログでも、私は○○出来ると書いている人がいます。
「出来」という漢字の前に何か言葉が付く場合や、「出来」の後にも漢字が続く場合には漢字を使います。
「出来」の後が「る」で締めくくれるものや、動詞や副詞のものに関しては、ひらがなを使います。
コピーライティングは人の目に触れるものですから、正しい使い分けをしていると、かっこいいですよね。
この記事がお役に立てたら嬉しいです。
おすすめの記事 「そうゆう」と「そういう」はどちらが日本語的に正しいのか?
少しずつって「少しづつ?」それとも「少しずつ?」と迷ったことはありませんか? そんな迷いとは、これでサヨウナラ。 この記事で、しっかりと解明 […]
「温かい」と「暖かい」は使い分けにちょっと迷いますよね。 んーこれはどっちが正解なのか…とついついググッてしまうこともしばしば。 ですが、こ […]
「名をあげる」という言葉を使う時 「あげる」とは、どの漢字を使ったらよいのか 迷ったことはありませんか? 「上げる」なのか「挙げる」なのか […]