少しずつって「少しづつ?」それとも「少しずつ?」と迷ったことはありませんか?
そんな迷いとは、これでサヨウナラ。
この記事で、しっかりと解明してみせましょう。
「づつ」と「ずつ」はどちらが正しいのか
結論からお伝えすると「ずつ」が正しいです。
ただし、「づつ」でも間違いではないそうです。
weblio辞書で「ずつ」と調べると…
ずつ づつ
( 副助 )
〔中古以降の語。接尾語とする説もある〕
数量・割合・程度を表す名詞や副詞、またはそれらにさらに副助詞の付いたものに接続する。①同じ分量・割合・程度であることを表す。 「患者を一人-みる」 「二本ぐらい-切り倒す」 「すこし-食べる」
②(多く「…に…ずつ」の形をとって)同じ分量・割合・程度で分配することを表す。 「三人に二つ-分ける」 「全員に三本ぐらい-配る」 「立ち木の間隔をすこし-ずらす」 〔現代仮名遣いでは「ひとりづつ」のように「づ」を用いて書くこともできる〕
weblio辞書より引用
とあります。
ずつ・づつと書かれているので、どちらでも問題ありませんが、一般的に用いられているのは「ずつ」です。
コトバンクでも調べてみたところ
[副助]数量・割合を表す名詞・副詞、および一部の助詞に付く。
1 ある数量を等分に割り当てる意を表す。「一人に二本ずつ与える」「五〇人ずつのクラス編成」
2 一定量に限って繰り返す意を表す。「一ページずつめくる」「少しずつ進む」
[補説]「一つ」「二つ」の「つ」を重ねたものか。中古から用いられる。
コトバンクより引用
となっています。
基本的には「ずつ」を用いた方が良さそうですね。
「づつ」の意味
それでは、「づつ」と調べると、どのように記されているのでしょうか。
「づつ」とはweblio辞書によると…
づつ
( 副助 )
⇒ ずつ(副助)
weblio辞書より引用
づつは、ずつ同様に( 副助 )。
「おいおい、誰だよフクスケって」と思わないでくださいね。
これは、副助詞(フクジョシ)の略です。
副助詞とは、◯◯さえ、〇〇まで、〇〇ばかり、〇〇すら…などの言葉を後に付き、それらの言葉に意味を添えるものです。
この「づつ」の説明の少なさから考えても「ずつ」を使っておくのが無難です。
(例)
1:「ひとりずつに分け与える」
2:「ひとりづつに分け与える」
どちらも正解です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「づつ」と「ずつ」の違いを知り、スッキリしましたか?
「づつ」でも間違いではないけれど、「ずつ」を使うこと。
これで迷うことはなくなったかと思います。
ぜひ、あなたの参考にれば嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。