ブロガーさん、ライターさんは文章を書くのが仕事です。
記事執筆やコンテンツを作成しているときには、なるべく難しい漢字を使わずに、小学校6年生でも読めるように書くのが鉄則ですよね。
漢字を使わないようにしていると、「分かり辛い」を、ひらがなに変えようとして、あれ?「づらい」だっけな「ずらい」だっけな。と、このようなケースで、どっちが正しいんだろ…と思ってしまうことはありませんか?
そのモヤモヤをこの記事で解消いたしましょう。
「づらい」と「ずらい」はどちらが正しいのか
結論からお伝えすると「づらい」が正しいです。
ネットにあげられている他の記事にも「づらい」が正しいとありますが、どこが根拠を示してくれているのでしょうか。
この記事の主題に関する検証は、weblio辞書を活用して明らかになしました。
weblio辞書で「ずらい」と調べると…
多くの場合は「づらい」の誤表記。動詞の連用形に続き、動作が難しいことを意味する。「づらい」は「辛い」(つらい)が前の動詞によって連濁した語であるため「づ」の表記となる。
とあります。
これだけで、そもそも「ずらい」と使うことが間違いであることがわかりますね。
「づらい」の意味
「づらい」とはweblio辞書によると…
動詞の連用形に付いて、その動作をすることに困難を感ずる意を表す。…にくい。「老眼で辞書が見-・い」「読み-・い本」「無愛想で話し-・い」
という場合に用いられるそうです。
漢字にすると「辛い」です。
辛いという漢字は、苦痛を感じて、がまんができない状態や、どうしたらいいかわからずに、苦しむ、困る状態を意味しています。
分かりづらいも使いづらいも、その他も困っている状態を指しますので、すべてひらがなに直すときには、「づらい」を使いましょう。
迷いどころが多い例文
(例1)
1:「この文章は、とても分かりづらい」
2:「この文章は、とても分かりずらい」
(例2)
1:「このスマートフォンは使いづらい」
2:「このスマートフォンは使いずらい」
(例3)
1:「彼がそんな行動をとるとは考えづらい」
2:「彼がそんな行動をとるとは考えずらい」
おわかりかと思いますが、すべて「2」が間違いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「づらい」と「ずらい」の違いを知り、スッキリしましたか?
ずらいではなく、「づらい」を使うこと。
「ずらい」と使うものは、ひとつもないということでした。
これで迷うことはなくなったかと思います。
ぜひ、あなたの参考にれば嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。