・効果的な方法はある?
こんな疑問に答えます。
結論からいうと写経はとても効果的です。
理由は、UCLAの心理学者Pam A. MuellerとDaniel M. Oppenheimerが、大学生を対象に調査したところ、パソコンやスマホで打ち込むよりも、手書きでノートに書き留める方が、覚えがいいことが分かったという調査結果があります。
実際に人間は手を動かして書くことで、よりクリエイティブになり記憶力は高まるのです。
スキルの高い文章を手書きで書き写すことは、コピーライターにとってはスキル習得の一番の近道だと思います。
この記事では、写経のやり方から効果的な方法についてご紹介いたします。
写経とは
コピーライティングでいう写経とは、一般的に知られている写経と同じ意味です。
他人が書いた文章をひたすら書き写すことをいいます。
写経のメリット
・自分では普段使わない言い回しを覚えることができる
・各パーツで、何をいえばいいかが分かる
写経のデメリット
・反応の薄いLPを写経元に選んでしまった場合、効果が期待できない
・手がめちゃくちゃ疲れる
写経のやり方をステップ・バイ・ステップで解説
写経のやり方を4つのステップでご紹介します。
ステップ1:スワイプファイルを探す
写経するさいには、用いるスワイプファイルを探すところからはじめます。
どんなスワイプ元がいいかというと、過去に売れたものです。
過去に売れたものか判断するには、以下の探し方がいいと思います。
- インフォトップで探す
- メルマガなどで何度も募集しているもの
それぞれ解説していきます。
インフォトップで探す
インフォトップのランギング上位のものを参考にするといいでしょう。
または、殿堂入り、過去のアワードなどから探してくるといいです。
なぜなら、ランキングに入っているということは、その商材はたくさん売れているということなので、多くの人の心を動かしたということになります。
メルマガなどで何度も募集しているもの
あなたは誰かのメールマガジンに登録していますか?
まだなら、すぐにすることをおすすめします。
たとえば、まぐまぐなどで、自分の興味のある分野のメールマガジンに登録してみるのもいいでしょう。
メールマガジンでは、書き手が商品を紹介してくることがあります。
何度も紹介してくる場合は、その人のメインの商品の場合がありますので、リンクを踏んでみましょう。
ランディングページだったなら、そのLPが写経元に使える場合があります。
スワイプファイルの探し方については「スワイプファイルの見つけ方から保存方法まで解説」の記事で詳しく解説しています。
ステップ2:写経するときに心がけること
- 構成を考える
- パーツを考える
- どのようなテクニックを用いているか
それぞれ解説していきます。
構成を考える
スワイプファイルをすべて書き写していくわけですが、重要なのは、セールスレターの構成も考えながら書くということです。
たとえば、AIDAの法則が使われているのか、PASONAの法則なのかをパーツごとに線を引いたりして、構成を考えながら書くと、より上達が早くなります。
パーツを考える
構成を考えたら、その各構成の中に、どのようなパーツがあるかも考えましょう。
・リード
・ボディコピー
・クロージング
・追伸
さらにボディコピーの中のパーツなども考えながら書くと、どういった順番で書けばいいのかまで分かるので、一石二鳥です。
どのようなテクニックを用いているか
先ほどの各パーツの中で、特に重要となるのは、オファーとクロージングの部分です。
見込み客にどんな提案をして、どのように行動に促しているのか、その言い回しなどを注目しながら書き写しましょう。
自分の中で何度も繰り返す質問は「なぜ、このように書いているのか」と問うこと。
ただ何となく写しているだけでは、意識して写経するのと身に付くスピードが違います。
ステップ3:自分の目的に沿って技術を得ていく
写経は、あなたがスキルを高めたい媒体を選ぶといいですよ。
- LP
- メルマガ
- ブログ
セールライティングが学びたいなら、LPをスワイプします。
メルマガの書き方などが知りたければ、メルマガを写経します。
メルマガの場合は、反応が良いか悪いかわからないので、自分が読んで引きつけられたものを選んで写経しています。
ステップ4:すぐにアウトプット
写経で学んだことは、すぐにインプットしましょう。
アウトプットの場は以下を参考にしてください。
- SNS
- ブログ
- ノート
- 人に話す
これら、どれでもいいのでアウトプットする場を用意しましょう。
アウトプットのコツは、誰かに説明するように書くことです。
テクニックを知識として終わらせずに、アウトプットすることで、よりあなたの脳に深く刻まれます。
まとめ
写経をするときには、インプット用のブログを立ち上げておくのがおすすめです。
これは無料ブログで構いませんので、学んだことや感じたことを発表できる場をつくりましょう。
無料ブログなら、アメブロやseesaa、FC2などでアカウントをひとつ作ればいいです。
装飾などもこだわらずに、ただインプットの場とするといいですよ。