この記事では、ジョン・E・ケネディについてご紹介します。
ジョン・E・ケネディといえば「Reason Why Advertising」。
彼によって定義された広告は「印刷物のセールスマン」という言葉は、現在もなお語り継がれてますね。
そんな、ジョン・E・ケネディのお話です。
ジョン・E・ケネディとは
ジョンは、カナダ北西騎馬警察に所属していました。
そのときから広告に興味をもっていて、カナダ北部の雪に覆われた場所で過ごし、1日中広告の基本的な概念について考えていたようです。
やがて、結果を得たコピーでの販売が”セールスマンシップインプリント”であると発見することになります。
その後、ジョン・E・ケネディ、アルバート・ラスカー、トーマスの3人で、アメリカの広告業界を再形成します。
ジョン・E・ケネディのストーリー
ジョンは、ダイレクトレスポンスのコピーライターでした。
1904年の5月に、ロードアンドトーマス社の下の階のサロンに足を踏み入れました。
そして、ジョンは若いベルボーイにメモを渡し、上の階に届けるように頼みました。
その内容はというと…
私はあなたに広告が何であるかを伝えることができます。
私はあなたが知らないことを知っています。
それが何であるかをあなたに知ってもらうことは、私にとって大きな意味があり、あなたにとっても大きな意味があります。
広告とは何かを知りたい場合は、私に会いにきてください。私は下の階にいます。
署名 ジョンEケネディ
そのとき、ロードアンドトーマス社にいたのは、トーマス氏とアルバート・ラスカー氏でした。
トーマス氏の反応は「あの男に時間を無駄にしたくない」というもの。
一方で好奇心旺盛なラスカーは、このメモに大変興味をそそられました。
そして、彼はオフィスに招き入れるために、トーマス氏の承認を得ました。
そこで広告の定義に関する議論が繰り広げられたそうです。
そして、ジョンが定義したのが広告やコピー業界では、あまりにも有名なこの言葉。
“Advertising is salesmanship in print.”
「広告は印刷物のセールスマンシップです。」
だったのです。
その後、3人は手を組み、アメリカの広告を完全に再形成しました。
そんな、ジョンが書いたのが「Reason WhyAdvertising」です。
ジョン・E・ケネディの代表的な教材
まとめ
ジョン・E・ケネディがいなかったら、広告の定義は別の言い方だったかもしれませんね。
1904年にすでに広告の定義が議論されていたなんて、不思議な気持ちです。
日本なんて明治37年ですからね。
アメリカが進んでいるのが、よくわかります。