・反応のとれるコピーが書きたい
こんな悩みがあるのなら、この記事で解決できます。
なぜなら、コピーの型を使うことで、何を書けばいいのかが明確になり、順番どおりに書くことで、ある程度反応のとれる仕上がりになるからです。
実際に日本に限らず、アメリカのコピーライターも、コピーの型を使っています。
この記事では、コピーの型の中からパソナ(PASONA)の法則についてご紹介します。
旧PASONA法則と新PASONAの法則の違いとは?
旧PASONAの法則と新PASONAの法則では、「Agitation(扇動)」がなくなり、「Affinity(親近感)」になっています。
扇動から親近感に変わった理由としては、旧PASONAの法則の捉え方を間違った人が、必要以上に読み手を煽り立てることになってしまったからだそうです。
たとえば、コピーライティングの教材で…
といったようなものがあると、読み手の気分を害してしまうこともあります。
多少の煽りがなければ、人は行動しないので、そういった意味で扇動を入れるといいのですが、やりすぎてしまう人が多かったみたいですね。
ところが、新PASONAでは、Affinity(親近感)。
顧客に寄り添い、共感して信頼関係を築くパーツに変わっています。
煽るよりも、共感の方が時代に合っているのでしょう。
もちろん、神田先生は、Affinityが反応を得るのに必要なパーツだからこそ加えたのだと思います。
煽って無理に買わせるのではなく、共感して寄り添いながら、読み手の問題解決に手を貸すという感じですね。
旧パソナ(PASONA)の法則とは
旧PASONAの法則を解説
- Problem(問題):問題点を明確化する
- Agitation(扇動):問題点を煽り立てる
- Solution(解決策):解決策を示す
- Narrowdown(絞込):対象客や期間を限定する
- Action(行動):行動を呼びかける
Problem(問題):問題点を明確化する
読み手が抱える問題や欲求、あるいは願いを明確にする
Agitation(扇動):問題点を煽り立てる
読み手の抱える悩みをそのままにしておくと、いつまでも悩みは解決しないことを伝える。
Solution(解決策):解決策を示す
問題の解決や欲求が果たされる方法があることを伝える。
Narrowingdown(絞込):条件を挙げて絞り込み
読み手にとっての問題解決や欲求を果たすために必要な条件を告げる。
Action(行動):行動を後押しする
緊急性のあることを伝え、行動するために背中を押す。
新パソナ(PASONA)の法則とは
新PASONAの法則を解説
- Problem(問題):問題を明確にする
- Affinity(親近感):読者に寄り添います
- Solution(解決策):解決策出す
- Offer(提案):読者のためになるように提案する
- Narrowingdown(絞込):条件を挙げて絞り込み
- Action(行動):行動を後押しする
Problem(問題):問題を明確にする
読み手が抱える問題や欲求、あるいは願いを明確にする
Affinity(親近感):読者に寄り添います
読み手の持つ問題に寄り添い、気持ちがわかることを伝える。
Solution(解決策):解決策を示す
問題の解決や欲求が果たされる方法があることを伝える。
Offer(提案):読者のためになるように提案する
価格、保証、特典、サンプル、資料請求などを明示する。
Narrowingdown(絞込):条件を挙げて絞り込み
読み手にとっての問題解決や欲求を果たすために必要な条件を告げる。
Action(行動):行動を後押しする
緊急性のあることを伝え、行動するために背中を押す。
まとめ
PASONAの法則は、数あるコピーの型の中でも、かなり多くのコピーライターに使われています。
巷のセールスレターをみながら、新PASONAかどうかを考えてみるのも楽しそうですね。
おさらいですが、新PASONAの法則は以下のパーツで成り立っています。
・Problem(問題):問題を明確にする
・Affinity(親近感):読者に寄り添います
・Solution(解決策):解決策出す
・Offer(提案):読者のためになるように提案する
・Narrowingdown(絞込):条件を挙げて絞り込み
・Action(行動):行動を後押しする
もっと深く新PASONAを詳しく知りたいなら、この本がおすすめです。
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