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トピッククラスターモデルとは?作り方と例を紹介

記事を何本も書いたのにアクセスが伸びない…
トピッククラスターがいいらしいけど、やり方がわからない…
やっぱりブログはオワコンなのかも…

そんな悩みを抱えていませんか?

今の時代は大手優遇ですし、ブログを書いている個人も多いため、記事単体のSEOで上位表示させるのは困難です。

そこで重要なのが、トピッククラスターという考えと構成でブログを作ること。

トピッククラスターで構成したブログは、記事同士をリンクさせることで、サイト全体のSEOの評価を高めることができます。

この記事では、そんなトピッククラスターの作り方について解説していきます。

トピッククラスターとは

トピッククラスターとは、特定のテーマ(トピック)に関する複数の記事をグループ化することです。

複数の記事を互いにリンクで繋ぐことで、サイト全体のSEO評価を高められます。

端的にいうと、「まとめ記事」みたいなもので、メインのトピックを扱う「ピラーページ」と、それに関連するサブトピックを扱う「クラスターページ」で構成されます。

トピッククラスターの構成要素

トピッククラスターは、主に2つの要素から構成されます。

ピラーページ(Pillar Page)

ピラーページとは、トピッククラスターの中心となる記事のことです。

特定のテーマの概念を網羅的に解説し、クラスターページへ橋渡しをします。

たくさんのクラスターページからリンクを受けることで、SEOへの評価を高め上位表示を狙います。

クラスターページ (Cluster Page)

クラスターページとは、ピラーページで紹介された単体の記事のことです。

ピラーページでは概要のみの解説となっているため、クラスターページでは、より深く掘り下げた情報を提供して、ユーザー満足度を高めます。

クラスターページ同士でリンクを送り合い、SEOを高めながら、その力を一気にピラーページに送ることで、ピラーページのSEO評価も高めることができます。

 

まとめると以下のとおり。

ピラーページ:メインのトピックを網羅的に解説するページで、サイトの核となる部分です。
クラスターページ:ピラーページの内容をより深く掘り下げた、サブトピックに関するページです。

 

トピッククラスターで得られる5つの恩恵

トピッククラスターに取り組むことで、ゆくゆくは下記5つの恩恵が得られます。

  • キーワードランキングの向上
  • ウェブサイトのトラフィック増加
  • ウェブサイトの権威性向上
  • クロール効率の向上
  • ユーザーエクスペリエンスの向上

それぞれ解説していきます。

キーワードランキングの向上

トピッククラスターでは、各記事のリンクパワーを受け取ることができます。

たとえば、ロングテールキーワードを狙って作成された各クラスターページのSEO評価が高かった場合、それら各記事からピラーページにリンクを送ることで、ピラーページの評価も高まるということです。

これは、検索エンジンがそのブログが扱うテーマに対し、専門性を認識しやすくなるからだといわれています。

ブログのトラフィック増加

トピッククラスターで作成した記事がSEOで評価されれば、記事が上位表示されるようになるので、当たり前ですがブログへの流入が増加します。

ピラーページは、まとめ記事と同じなので、流入したユーザーはピラーページから興味のあるクラスターページへと進み、熟読する可能性が高まります。

これは、滞在時間を延ばす効果があり、SEO的にも優遇されるでしょう。

ブログの権威性向上

トピッククラスターでは、特定のテーマに関する網羅的な情報を提供するので、テーマに関するブログの権威性を高めてくれます。

Googleの検索エンジンは、専門性の高いウェブサイトを高く評価してくれます。

つまり、ブログの権威性が高まることは、他のサイトからの被リンクを獲得しやすくもなるので、SEO効果がさらに向上するのです。

クロール効率の向上

トピッククラスターは、特定のテーマに関する記事が高いに内部リンクで繋がった状態を指します。

これは、Google検索エンジンのクローラーが、あなたのブログ全体を効率的にクロールできるようになるということでもあります。

クローラーがブログの記事をより深く理解することで、インデックスの精度が向上し、SEO効果が高まるでしょう。

ユーザーエクスペリエンスの向上

トピッククラスターで構成することは、ユーザーが求める情報を簡単に見つけられるようにすることにも繋がり、ユーザーエクスペリエンスを向上させられます。

痒いところに手が届く内部リンク構造は、ユーザーにブログ内をスムーズに誘導し、効率的に価値を届けることができます。

ーザーエクスペリエンスの向上は、ブログの滞在時間の向上に繋がります。

 

トピッククラスターの作り方

ここからは、トピッククラスターの作り方をお伝えしていきます。

前提として、以下のことを覚えておいてください。

ピラーページ:ミドルキーワード
クラスターページ:ロングテールキーワード

トピッククラスターの構成を作成するにあたり、すでに何十ページと書いている記事を構成し直すよりも、記事を書く前段階で構成を作成する方がよっぽど楽です。

このあたりは、記事ネタの探し方を見ていただけるといいかと思います。

【ブログ】記事ネタの探し方「もう困らない」

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記事内でご紹介していたとおり、下記で一つの「ブログ 書き方」というトピッククラスターになっています。

 

 

ここでは、それぞれのキーワードは下記のような位置づけになります。

ブログ 書き方:ミドルキーワード
ブログ 書き方 構成:ロングテールキーワード

ロングテールキーワードで記事をたくさん書いて、リンクをミドルキーワードの記事に送るわけです。

 

 

個人ブログでは、ミドルキーワードで書いた記事単体で上位表示は難しくなっているため、トピッククラスターにして、上位表示を狙っていくわけです。

この「サブ」の数だけトピッククラスターができますね。

サブで作成したピラーページは、今後はビッグキーワードのクラスター記事になっていくということです。

このピラミッド構造により、個人でも強いブログを作成することができます。

 

トピッククラスターの例

トピッククラスターを図で解説します。

まず、サブ(ミドルキーワード)のピラーページの例は下記です。

 

 

サブのキーワードの数だけ、このようなピラーページが作成できます。

続いて、サブのピラーページがすべて作成できたなら、それらはメイン(ビッグキーワード)のクラスターページとなります。

 

 

わかりますかね?

クラスターページの方は、同じものを3つ横並びにしましたが、本来は別々のトピックということになります。

サブのピラーページが作成できたら、各ピラーページをリンクで繋げば、かなりSEO的にも強力になるでしょう。

その強力になったリンクを、最後はメインとなるビッグキーワードのピラーページへリンクを繋げるのです。

これが、個人でもビッグキーワードを上位表示できるノウハウとなります。

 

まとめ

これからブログをはじめるなら、間違いなく扱うキーワードを最初に決めてから書くことをおすすめします。

すべて書き終わったら、関連するキーワードをどんどん書いて、さらにトピッククラスターの中に含めていきましょう。

リンクを送ることで、強力な相互関係が生まれますからね。

お疲れ様でした!

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