こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・Webライティングの始め方
・スキル向上の3つのコツ
こんな記事があったので、リツイートしました。
Webで何かしらのスキルを学ぶと未来は安泰かもしれませんね。
「永久在宅勤務」が日本で主流の働き方になる日 在宅勤務に向く「人物×職種」の検証も広がる | 高城幸司の会社の歩き方 – 東洋経済オンライン https://t.co/CzdWPxHvye #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより
— 桂円(コピーライター) (@copywriterskill) January 11, 2021
「永久在宅勤務」が日本で主流の働き方になる日」…いまのうちにWebライティングを始めることは、未来で役立ちそうですよね。
Webライティングとは
Webライティングとは、Web上に掲載するための文章を書くことをいいます。
インターネットで繋がっているメディアを指すので、ネット上でのライティングは、すべてWebライティングといえます。
Webライティングが活躍する場面
Webライティングは、Web上のライティングなので、スキルを身につければ、さまざまな場面で使えます。
たとえば、サイト・ブログ・SNSなど。
Webライティングを身につければ、どんなメディアでも反応のとれる文章が書けるようになります。
SEOライティングとコンテンツライティング
よくSEOライティングとコンテンツライティングで比べられることがあります。
SEOライティング
Googleのアルゴリズムを意識して、読み手に価値を与えられるように書かれているもの。
コンテンツライティング
Googleのアルゴリズムは意識しないで、読み手に価値を与えられるように書かれているもの。
つまり、SEO対策するかしないかだけ。
コンテンツライティングがSEOを意識しない理由は、もともと知名度がありブランド化されているので、勝手に読み手が集まります。
なので、集客の必要がありません。
こういったメディアは大手企業に多いです。
自然と人が集まるのなら、SEOの必要性は薄くなります。
Webライティングの基本
Webライティングをするには、いくつか基本をおさえておく必要があります。
- 誰でもわかる言葉を使う
- 句読点をしっかりと付ける
- 文末を同じにしない
- 行間をあける
- リズムをつける
- すべてに理由をつける
誰でもわかる言葉を使う
あなたの記事を読む人は学歴がばらばらです。
高学歴の人もいれば、そうでない人もいます。
なので、一番低いところに照準を合わせて、100人中100人が理解できるように心がけるといいです。
たとえば、100人中30人が理解できる内容で、その中の3人が商品を購入する。
100人中100人が理解できる内容で、その中の10人が商品を購入する。
かなり大きい差がうまれてしまいますからね。
句読点をしっかりと付ける
句点はともかく読点はしっかり付いていないと、読み手が読みづらく感じてしまいます。
それに、読点の位置が正しくなければ、捉え違いをしてしまうんです。
1・私は疲れていた、弟と遊んだ。
2・私は、疲れていた弟と遊んだ。
ちょっと変な文ですが、1の方は自分が疲れていたけれど、それでも弟と遊んだというように感じます。
一方で2は、自分は疲れていないけれど、遊びたいから疲れている弟と遊んだ。というように感じます。
読点ひとつで、意味合いがまったく変わるので、読点はしっかりと打ちましょう。
文末を同じにしない
カレーです。
具だくさんです。
おいしいです。
すべて「です」で終わっているため、とても単調に感じますね。
では、文末をひとつだけ変えたパターンです。
具だくさんですね。
おいしいですよ。
文末をひとつ変えるだけでも、単調さは軽減されます。
そして、言葉によっては人間味が出ます。
行間をあける
どんなにためになることが書いてあっても、パッと見て文字がギュウギュウ詰めだったら、読む気にになりませんよね。
書けた時間も、パッと見で判断されてしまっては、もったいないです。
行間をあけて読みやすさをアピールするようにしましょう。
リズムをつける
文章にリズムがついていると単調な文章ではなくなり、読み手もスムーズに目を運ぶことができます。
文章にリズムをつけるには2つの方法があります。
・文末を変える
・行間を変える
文末については、すでにお伝えしていますので、ここでは行間についてご説明します。
行間は、一行空けと二行空けを混ぜながら、一列の文章、二列の文章、三列の文章と分けます。
こうすることで、文書にリズムがつき、読み手を疲れさせることなく、最後まで読んでもらうことができます。
すべてに理由をつける
何かを言うなら、その理由を書くようにしましょう。
たとえば、
「ライティングには証拠が必要です。なぜなら証拠がなければ主観でものと言っていると思われて、説得力がいまいちだからです。だから証拠を集めましょう」
という文があったとしましょう。
これが、「ライティングには証拠が必要です。だから証拠を集めましょう」だと、なぜ必要なのかがいまいちわかりませんよね。
文章に説得力をもたせるために、そして、読み手にモヤモヤを残さないためにも、理由を書くようにしましょう。
Webライティングの始め方
Webライティングを始めるといっても、いきなり仕事をとるのは難しいですし、そんな自信もないと思います。
となると、社員やアルバイトとして働きながら学ぶか、空いた時間で自分で独学で学ぶかのどちらかでしょう。
僕ならブログから始めることをおすすめします。
理由は、いざライターとして働きだしても、ライターに向いているかわからないから。
あと、ブログならいつでもやめられるし、記事が積み重なれば財産になるからです。
なので、ブログからがおすすめです。
ライティングの練習には、なぜブログなのか。
その理由は、3つあります。
- ライティングの練習になる
- アウトプットになる
- のちのちメディアとして使える
ブログを開設するメリット
ライティングの練習になる
ライターは書けば書くほどに文章がうまくなっていきます。
書いた文章を見直すことで、読みづらさなどに気づき、修正を重ねていくことで、技術が上達します。
それには、ブログはうってつけの練習台になります。
アウトプットになる
ライティングするということは、何かについて書くわけです。
ということは、その題材の知識がなければ書けません。
頭の中に覚えたことを出してアウトプットすることで、より知識が根付きます。
のちのちメディアとして使える
記事がたまれば、アクセスがあがり、のちのちは収入源になることもあります。
Googleアドセンスで、広告収入を得ることもできますし、他人の商品を紹介してアフィリエイト報酬を得ることもできます。
また、ライターとして就職をするさいにも、面接でブログを提出することで、他の応募者とは違いをつけられるでしょう。
無料ブログと有料ブログがあり、おすすめは有料ブログですが、お金がかかるので、はじめは無料ブログでもいいでしょう。
トップコピー・ボディコピー・ボトムコピー
ブログで記事を書くときには、記事には構成があることを覚えておきましょう。
主に3つのパーツで大枠ができていて、それぞれをトップコピー・ボディコピー・ボトムコピーと呼びます。
・ボディコピーでは、欲求を煽り商品やサービスへの興味を膨らませて、ボトムコピーへ促します。
・ボトムコピーでは、行動を促します。(商品やサービスの購入や資料請求など)
トップコピー
・キャッチコピー
・書き出し(リード)
ボディコピー
・理由
・ストーリー
・事例
・根拠・証拠
ボトムコピー
・クロージング
・まとめ
トップコピー
キャッチコピーの書き方
キャッチコピーにはメリットを含めましょう。
コツとしては、
2:ひと目で、読むことで自分が得られるメリットが書かれているもの。
3:ひと目で、読まなければ損をすると思わせるもの。
1の例「ライティングに欠かせないツール11選」
2の例「ライティングで月5万円稼ぐ方法」
3の例「8割のライターが間違っているリサーチの秘訣」
という感じです。
そして、どれにも共通しているのが、数字を使って具体的にするということ。
はじめは、この3つを意識して文章を作るだけでいいと思います。
書き出しの書き方
書き出しは、キャッチコピーの補足と、本文へ期待をもたせて促すという役割があります。
なんだか難しそうですか?大丈夫ですよ。
問題提起とPREP法というフレームを使うことで、すぐに解決します。
問題提起とは
問題や課題を解決すべき事項として投げ掛けること。
webilio辞書より引用
問題提起は、読み手がどんな悩みを抱えているかを代弁します。
たとえば、ダイエットが失敗続きの人に
「成功するダイエット法なんて、もうない!と思っていませんか?」
と問いかけます。
これが問題提起。
ここで、読み手に「そうそう!」と思ってもらえるような切り口にします。
その後の書き出し文章の作成には、以下のPREP法を使います。
PREP法とは
PREP法を使えば論理的な文章が書けます。
理由(Reason)
具体例(Example)
結論(Point)
上から下にかけて書いていくようにします。
成功するダイエット法はあります。
◯◯という果物には、強力な脂肪分解力があることがわかりました。
朝ごはんをこの果物だけに代えたことで10人のモニターの方のうち、7名が2ヶ月の間に-7キロを実現しました。
この結果から成功するダイエット法があるといえます。
というように、PREP法に沿って文章を書いていくことで、説得力のある文章が書けます。
ボディコピー
ボディコピーでは、信頼を得られるように証拠を積み重ねていきましょう。
ダイエットの例で続けるなら、
- ◯◯という果物の紹介
- ◯◯に含まれる成分
- その成分がなぜ脂肪燃焼に効果的なのか?
- 効果的であることを裏付ける証拠(データや論文など)
- 体への負担や副作用はないか
こういったことを並べて、書いていることが事実であり、安心なものであることを伝えます。
ボトムコピー
ボトムコピーには2種類あります。
・完結型
・行動を促す型
完結型
よくあるのが「まとめ」や「さいごに」というパーツです。
まとめにする場合は、文章全体を総括して、全体を振り返ります。
おもにコンテンツとして価値のみを与えます。
行動を促す型
行動を促す型は、読み手に商品の購入や申込みをしてもらえるように書きます。
ダイエットの例なら、「ダイエットに効果的な◯◯が、今回は少量入荷したので、早いもの勝ちで販売します。
ぜひ、◯◯の効果を体験して、スリムな体を手に入れてください。お申し込みはこちら」というように。
Webライティング力を向上させるには
ライティング力を向上させるために、僕のおすすめを3つご紹介します。
本を読む
まずは、ライティングの本を読むことです。
何度も何度も読みます。売られているライティング関連の本をすべて読むわけではありません。
2,3冊を熟読しましょう。
読むたびに新しい発見がでてきますよ。
おすすめは、この2冊です。クリックすればAmazonで詳細が見れますよ。
ライティング講座
ライティング力を向上させたいなら、講座を受けてみるのもおすすめです。
しっかりとライティングを一から教えてくれる講座を選べば、ライティング力は一気に高まりますよ。
講座よりも安価で学ぶなら教材です。以下の記事を参考にしてくださいね。
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写経
写経は本当にライティング力が向上します。
コツは、自分が読んで良いと思った文章をノートに書き写します。
繰り返すことで、自然と言い回しが増えて表現力もアップします。
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Webライティングを始めよう
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