キャッチコピーで、しっかりと反応を得たいのであれば、そのひとつの要素として「利便性」を伝えるといいです。
みんな、なるべく日々の作業の効率化をはかりたいと思っているのですから。
利便性をキャッチコピーに含ませるということが、いまいちピンとこないようなら、読み進めてください。
この記事を読むことで、利便性をキャッチコピーに含める方法がわかり、反応の良いキャッチコピーが作れるようになるでしょう。
そんなヒントをご紹介します。
利便性とは
利便性をweblio辞書で調べてみると、以下の意味であることが分かります。
り べんせい [0] 【利便性】
利用する人にとって都合がよいこと。また、その度合。 「 -が高い」
weblio辞書より引用
利用する人にとって都合がよいとは
ひとことで言うなら、利用する人にとって都合がよいとは、利用する人の「手間を省くもの」です。
- 簡単これ一枚
- わずか1分で…
- 30分の1に時間短縮
…など。
誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。
よく使われているということは、それだけ反応がいいということ。
それだけ人は、利便性を求めているのです。
もちろん今までは無かったもので、なおかつ面倒な作業を、徹底的にリサーチしなければなりません。
たとえば、ティファールの湯沸かしポットは、ボタンひとつでお湯を短時間で沸かしてくれます。
コンロが料理中でふさがれていても、お湯を沸かせるなんて利便性がありますね。
電子レンジはどうでしょうか。フライパンで料理を温め直さなくていい。加えて冷凍食品を温めればすぐに料理ができあがります。
一家に一台はある電子レンジは、利便性が良いものと認知されていますね。
人は面倒なことを避けたがる
きっとあなたも面倒なことは嫌いでしょう。
例えば主婦が面倒に思うものとは何でしょうか?
・料理なのか
・それとも掃除なのか?
コンロ周りの掃除に、主婦は手間取っています。
油汚れを簡単に落とすものは間違いなく売れるでしょう。
そこにちゃんとフォーカスした洗剤なども、開発されて販売されていますよね。
一般的にお財布の紐を握っている主婦の悩みを解決する商品を生みだせば、その商品は爆発的にヒットするのです。
利便性をキャッチコピーに使うには
利便性を取り込んだキャッチコピーを作るには、人が面倒だと思っていることを解決する内容が一目で分からなければなりません。
なぜなら、パッと見て自分の悩みを解決するものでなければ、すぐにページを閉じられてしまうからです。
実際に、市場調査を行っているU-Siteのホームページでは、以下のことが記されています。
・ユーザーはウェブページを10秒から20秒で離れてしまうことが多い
・ユーザーはウェブページをチェックするときには急いでいるので、実際に訪問しているページの(全部はもちろんのこと)テキストの4分の1しか読む時間がない。したがって、あなた方の文章が並外れて、明快で、焦点を絞ったものでない限り、ウェブサイト上で言っていることのほとんどは顧客に届かないことになってしまう。
U-Siteより引用
読み手には時間がなく、少ない時間で自分の求める情報を探しています。
一目で興味を引けなければ、たちまちライバルに見込み客を取られてしまうのです。
そこで、利便性を込めたキャッチコピーを作るには、どういった要素が必要なのか。
3つの要素をお伝えします。
- 簡単
- 時短
- 便利
これらをすべて、あるいはいずれかをキャッチコピーで利用しましょう。
例を挙げると
・落ちなくて困っていた水垢が、たった10秒で新品同様に!
・面倒な掃除は、あなたが外出中にロボットが終わらせます。
こういったキャッチコピーであれば、主婦の悩みに直接アプローチできることが伝わります。
ボディコピー内で、実際に使った結果の写真やデモンストレーションの動画をセールスレターに貼り付け、他社の商品との差別化ができれば、それはもうあなたの勝ちとなります。
あなたの商品が、人の手間を省くものであるなら、利便性をアピールすると、良いキャッチコピーができあがるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?利便性をキャッチコピーに入れるには、以下のことを理解していれば大丈夫です。
・人は面倒なことを避けたがるために、簡単ですぐに終わるものを求めている。
・利便性をキャッチコピーに使うには、見込み客にとって解決策となる提案が入っている必要がある。
同様の商品をリサーチして、どんなキャッチコピーなのかを調べ、集めて、フォルダに収集しておきましょう。
それらを組み合わせるだけでも、新しいアイデアが生まれてくると思います。
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