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SEOキーワード選定の手順を7ステップで解説

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悩む人
ブログ記事のキーワード選定ってどうすればいいの?
どの程度の検索ボリュームを狙えばいいのかな…

 

こんな疑問に答えます。

 本記事の内容

・キーワード選定のやり方
・キーワード選定で使うツール
・初心者がキーワード選定で狙うべきボリューム

以上のことをお伝えしていきます。

この記事を書いている僕はブログ歴は5年ほどです。

キーワード選定はSEOでとても重要です。

キーワード選定があってこそ、良いサイトの構造が設計されます。

キーワード選定次第では、良い記事を書いてもなかなか上位表示されません。

せっかく時間をかけて記事を書いてもアクセスが集まらないと困りますよね。

そこで、この記事ではSEOに上位表示を狙うキーワード選定の方法について解説いたします。

キーワード選定の前準備

まず、キーワード選定の手順を解説する前に、キーワード選定を行うのに大事な事前準備についてお話します。

  • サイトのテーマを考える
  • サイトのコンセプトを考える

それぞれ解説します。

サイトのテーマ

サイトのテーマから、ひとつの軸となるキーワードを考えましょう。

テーマとは、weblio辞書によると、以下のように記載されています。

行動や創作などの基調となる考え。主題。また、論文の題目、楽曲の主旋律など。「共同研究のテーマを決める」「政府にとって農業政策が今後のテーマになる」
引用元:weblio辞書

つまり、主題と考えてください。

あなたのサイトは、何のサイトなのか?ということですね。

ダイエットブログなら、テーマはダイエットになります。

サイトのコンセプト

つぎに、サイトのコンセプトを考えます。

コンセプトとは、weblio辞書によると、以下のように記載されています。

コンセプト(英:concept)とは、「概念」や「観念」のこと。conceive(心に抱く)の名詞形である。コンセプトを日本語として用いる場合には、全体を通して一貫した基本的構想という意味で使うことが多い。すなわち、コンセプトは単なる「目的」ではなく、終始一貫してブレることのない基本的な方向性を意味する。コンセプトは、物事に取り組む際の姿勢・方針・思想を表す。
引用元:weblio辞書

つまり、概念と考えましょう。

コンセプトを考えるときは、次の1から3の問いを埋めると考えやすいですよ。

① 誰が
② 誰に何を提供して
③ どうなってもらうためのサイトか

例)
ブログ歴5年の僕が、アフィリエイト初心者に、アフィリエイトで稼ぐためのノウハウを提供して、ブログで不労所得を得てもらうためのブログ

というような感じでコンセプトを決めます。

以上の、テーマとコンセプトを常に念頭に置きながら、キーワード選定を行っていきます。

キーワード選定の手順【7ステップ】

では、キーワード選定の手順の解説をしますので、一緒に手を動かしながら進めていきましょう。

  1. テーマを軸に考えられるキーワードを洗い出す
  2. 洗い出したキーワードのサジェストをすべて抽出する
  3. Googleキーワードプランナーでボリュームを抽出する
  4. グループ分けをしてキーワードをまとめる
  5. ボリュームゼロのキーワードは色を変える
  6. ブログのコンセプトを考えつつ、取捨選択をする
  7. 収益、集客キーワードにわける

詳しく解説していきます。

1 テーマを軸に考えられるキーワードを洗い出す

まずは、自分のサイトのテーマとなるキーワードから連想できるキーワードをすべて書き出しましょう。

たとえば、「ブログ」というキーワードをツールで抽出しても、「ブログ ドメイン」というキーワードは見当たりません。

ブログというテーマに沿って記事を書くなら、必ずどこかで「ドメイン」という記事は必要になります。

仮にドメインという記事がなかった場合は、読者ニーズを満たせなくなる可能性があるので、SEOにも評価を受けにくいと考えられます。

テーマを軸にして、必要なキーワードはすべて洗い出しましょう。

キーワードを洗い出す2つのコツ

・ユーザーが検索しそうな言葉
・キーワード検索で表示されたページから抜き取る

 ユーザーが検索しそうな言葉

コツのひとつめは、ユーザーが検索しそうな言葉を考えるということです。

ダイエットの「痩せ方」「痩せる方法」「痩せる手順」「減量法」など同じ意味でもキーワードは異なります。

ユーザーが検索しそうな言葉から選ぶと、届けたいユーザーに届きやすくなります。

 

 キーワード検索で表示されたページから抜き取る

Googleでテーマとなるキーワードを検索してみましょう。

赤い線で引いた文字は、ダイエットのキーワードに関連してそうなものです。

あまり関係ないと思うものも調べていくことで、競合の少ないキーワードである場合があります。

2 洗い出したキーワードのサジェストをすべて抽出する

書き出したキーワードのサジェストキーワードを取得しましょう。

サジェストキーワードは、ラッコキーワードツールで探します。

手順は以下のとおりです。

①ラッコツールへアクセス
②検索窓にキーワードをひとつ入れて検索する

③抽出された全キーワードをコピーする

エクセルやスプレッドシートに貼り付ける。

書き出したキーワードに対して、②と③を繰り返す。

3 Googleキーワードプランナーでボリュームを抽出する

すべてのキーワードに対して、サジェストキーワードを取得したら、次はGoogleキーワードプランナーを利用して、それぞれのキーワードボリュームを調べます。

手順は以下のとおりです。

①Google広告へアクセスする
≫Google広告

②シートに移したキーワードを一列コピーする

③Googleキーワードプランナーに貼り付ける

上部メニューから「ツールと設定」を選択します。

④キーワードプランナーを選択します

⑤「検索のボリュームと予測データを確認する」を選択する

コピーしたキーワードを貼り付けて、検索を押す。

キーワードのボリュームを抽出したら、赤い丸で囲った下矢印マークをクリックし、csvをダウンロードしましょう。

抽出したキーワードは新しいタブに貼り付けます。

すべての列のキーワードボリュームを取得しましょう。

4 グループ分けをしてキーワードをまとめる

ボリュームを抽出し終わったら、同じ検索意図と考えられるキーワードをまとめます。

たとえば、キーワードが入れ子になっているものや、2語と3語であまり意味が変わらないものをまとめます。

例)
アフィリエイト WordPress
アフィリエイト WordPress おすすめ

こういったものは、まとめます。

この作業がなかなかしんどいですが、頑張りましょう。

5 ボリュームゼロのキーワードは色を変える

先程の画像にもあったように、同じ意味のものは色を変えておきましょう。

それぞれの色で塗りつぶしたキーワードは、ひとつの記事だけ書くようにします

6 ブログのコンセプトを考えつつ、取捨選択をする

キーワード選定をしていると、似た意味のキーワードも見つかります。

どちらにするかは、自分のサイトのテーマやコンセプトを考えつつ取捨選択しましょう。

たとえば、

ブログ 作り方
サイト 作り方
アフィリエイト ブログ 作り方

これらのキーワードは、検索意図が似ているので、記事の内容が似たものになります。

すべて書くという手もありますが、自身のサイトのテーマやコンセプトに一番近いもの。

または、自身のサイトに訪れるユーザーが検索しそうなキーワードに近いものを選ぶといいでしょう。

ただし、検索ボリュームがいちじるしく少ないものは選ばないようにします。

検索数が0~50のものは書かかないので、グレーに塗りつぶすなどして残しておきましょう。

7 収益、集客キーワードにわける

キーワードは、収益キーワードと集客キーワードにわけられます。

ちょっとざっくり説明しますが、以下のようにわかれます。

◆収益キーワード
おすすめ、格安、ランキング
◆集客キーワード
比較、やり方、評判、口コミ

検索意図から、ユーザーがどのような感情であるかが、何となくわかりませんか?

色分けしたキーワードを、さらに収益キーワードと集客キーワードにわけます。

サイト構造にキーワードを配置する

キーワードが出揃ったら、サイト構造を決定していきましょう。

 

  • トップページはメインキーワード
  • カテゴリは、メインの次に大事なキーワード
  • カテゴリ内の記事は、集客記事のキーワード
  • LPには収益キーワード

それぞれ解説します。

トップページはメインキーワード

トップページに設置するキーワードは、あなたのサイトのテーマとなるキーワードです。

単語キーワードで、ボリュームが多いものをがふさわしいです。

カテゴリは、メインの次に大事なキーワード

「テーマとなるキーワード+○○」という2語キーワードをカテゴリにあてます。

たとえば、「ブログ 稼ぎ方」などがふさわしいのですが、カテゴリ内に入る記事が10記事に満たなければ、他のキーワードにしましょう。

「ブログ 稼ぎ方」の中の記事は以下のようなキーワードになります。

例)
ブログ 稼ぎ方 アメブロ
ブログ 稼ぎ方 初心者
ブログ 稼ぎ方 2020
ブログ 稼ぎ方 無料
ブログ 稼ぎ方 種類
ブログ 稼ぎ方 内容
ブログ 稼ぎ方 サイト
ブログ 稼ぎ方 アフィリエイト
ワードプレス ブログ 稼ぎ方

これは、ラッコキーワードで抽出したものを、そのまま貼ったので取捨選択していませんが、カテゴリ内の記事がこれだけあれば大丈夫です。

カテゴリ内の記事は、集客記事のキーワード

先ほどお伝えしましたが、カテゴリ内の記事は基本的には複合キーワードであり、集客キーワードになります。

カテゴリ内の記事がGoogleに評価されると、カテゴリ自体も評価を受けるので、それぞれの記事を丁寧に書く必要があります。

LPには収益キーワード

LP(ランディングページ)、別名キラーページともいわれます。

収益を発生させるためのページということですね。

ですので、LPでは収益キーワードで記事を書きます。

あなたのサイトに訪れたユーザーが、他のページの記事を読み、最終的に問題解決のために行き着くページになります。

ここまでが、キーワード選定になります。

キーワード選定の注意点

キーワード選定で注意することが、3つあるのでお話しますね。

  • MECE
  • 1キーワード1コンテンツ
  • KWは定期的に更新する

MECE

MECEとは、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略で、簡単に直訳すると「重複なく、漏れなく」という意味です。

たとえば犬をテーマとしたカテゴリで、「大型犬」「中型犬」「小型犬」とあれば、必ずどれかに属するので、MECEであるといえます。

ですが、「大型犬」「小型犬」「室内犬」となると、室内犬はどちらにも当てはまる場合があるので、MECEではないわけです。なぜなら重複があるからですね。

また、「日本が原産国の犬」と分類しているのに、秋田犬や柴犬が抜けているのもMECEではありません。なぜなら漏れがあるからです。

カテゴリを決めるときは、重複がなく、漏れがないかを意識して決めましょう。

1キーワード1コンテンツ

ひとつのキーワードにつき、一記事を書きましょう。

理由は、検索意図から外れてしまうので、ユーザーの離脱につながるからですね。

その後にユーザーが別のサイトのページに移動すると、SEO的に不利になります。

ひとつのキーワードから反れた内容は含まないようにしましょう。

KWは定期的に更新する

キーワードリストは、数ヶ月に1回更新するようにしましょう。

面倒な作業ですが、数ヶ月経つと、検索需要が変わり、ボリュームが低かったものが高くなっていたりします。

そういったキーワードが見つけられると、ライバルが少なく上位表示できる可能性が高くなります。

キーワードで記事を書く

ここからが、選定したキーワードで記事を書いていきます。

3語からなる複合キーワードで集客記事を書いていきましょう。

コツは、ひとつずつカテゴリを潰していくことです。

カテゴリAにキワードが10個あるなら、まずはその10個を書いてから、次のカテゴリに映りましょう。

理由は、まばらに書くよりも、カテゴリが強化されて検索順位があがりやすいといわれているからです。

記事の書き方については、こちらの記事が参考になります。

》webライティングとは【まとめ記事】

 

まとめ キーワード選定

この記事では、キーワード選定についてお話しました。

最後に手順だけおさらいしておきましょう。

キーワード選定の手順は以下の7ステップでした。

1 テーマを軸に考えられるキーワードを洗い出す
2 洗い出したキーワードのサジェストをすべて抽出する
3 Googleキーワードプランナーでボリュームを抽出する
4 グループ分けをしてキーワードをまとめる
5 ボリュームゼロのキーワードは色を変える
6 ブログのコンセプトを考えつつ、取捨選択をする
7 収益、集客キーワードにわける

ぜひ、手を動かしてキーワード選定してみてくださいね。

今回は以上です。

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