キーワードプランナーを無料で使う|月間平均検索ボリュームの抽出方法

Googleのキーワードプランナーって無料で使えるの?
使い方とKWの選び方も知りたい
有料と無料の違いも教えてほしいな

こんな疑問に答えます。

本記事の主な内容

・Googleキーワードプランナーの使い方
・キーワードの抽出方法
・キーワードの選定方法

キーワードボリュームを調べる場合や、キーワードを選定するには、Googleのキーワードプランナーが最適です。

Googleのアカウントさえあれば、無料で使用できるので、コンテンツマーケティングには欠かせないツールです。

とはいえ、はじめはどのように使うかわからないでしょう。

そこで、この記事ではキーワードプランナーを使ったキーワードの抽出方法をわかりやすく解説します。

読み終えることで、キーワードのボリュームを知り、SEOで上位表示できそうなキーワードの選定方法がわかりますよ。

 

Googleキーワードプランナーとは

Googleキーワードプランナーとは、Google広告が提供している、無料で使えるツールです。

Googleで広告を出稿する人向けのツールですが、無料で使えるために、マーケターやライターにも記事のキーワード選定に利用されています。

 

Googleキーワードプランナーの使い方

さっそくですが、キーワードプランナーの使い方と、キーワードの選定方法について解説していきますね。

キーワードの抽出方法

まずは、Google広告にログインします。Google広告にログインするには、Googleのアカウントを持っている必要があります。

≫Google広告

 

① 上部のメニューから、赤い矢印の「ツールと設定」を選んでください。

② 赤い線で引いた「キーワードプランナー」を選択します。

③ 赤枠で囲った「新しいキーワードを見つける」をクリックします。

④ 調べたい文字を赤い線を引いた箇所に入力して、「結果を表示」をクリックしましょう。

ここでは、「アフィリエイト」で検索してみます。

⑤ キーワードが抽出されます。右上の赤い枠で囲った「キーワード候補をダウンロード」を押して、csvかGoogleスプレッドシートに抽出したキーワードをダウンロードしましょう。

⑥ ダウンロードしたファイルを見てみましょう。ここではcsvファイルをエクセルで開いた場合を例に進めますね。

⑦ ファイルの中身はこんな感じです。表で必要な項目は、「Keyword」と「Avg. monthly searches(月間平均検索数)」です。

他の部分は消してしまっても大丈夫です。

⑧ 検索ボリュームが50000もあるキーワードは、もう一度キーワードプランナーで調べることをおすすめします。

先程は、「アフィリエイト」のキーワードでしたが、次は「楽天 アフィリエイト」で抽出すると、楽天アフィリエイトの2語、3語キーワードも見つけることができます。

キーワードをすべて抽出したら、重複を除いておきましょう。

⑨ 列を選び、「ホーム」タブの上部メニューにある「条件付き書式」を選択して、「セルの強調表示ルール」→「重複する値」と選び、最後にOKを押せば、重複している部分が赤く染まります。

重複している片方を消していけば、表から重複したキーワードがなくなります。

キーワードの選定方法

抽出した表をもとに、キーワード選定を行います。

このときに考えるのは、以下の3つです。

  • ブログのメインテーマは何か?
  • どの階層のキーワードか?
  • 必要のないキーワードはどれか?

それぞれ解説していきます。

ブログのメインテーマは何か?

あなたのブログのメインテーマを考えましょう。

メインテーマを知れば、書かなくていいキーワードが見つかります。

「誰に何を伝えてどのようになってもらうものなのか」を考えてみてください。

たとえば、「アフィリエイトで月30万を目指すブログ」であれば、利益率の少ない楽天アフィリエイトや、Amazonアソシエイトについての記事はいらなくなります。

すると、キーワードから外すことができるわけですね。

どの階層のキーワードか?

キーワードの位置を考えます。

メイン(ブログ名)なのか、カテゴリなのか、記事群なのか。

メインならビッグキーワード。カテゴリなら2語キーワード。記事群なら3語キーワードなど、選定するキーワードは変わります。

階層を意識するだけで、選定するキーワードが変わります。

必要のないキーワードはどれか?

カテゴリを「アフィリエイト 始め方」にした場合、アフィリエイトの始め方に関連する記事キーワード以外は必要ありません。

関連しないものと、検索ボリュームが0や50のものは思い切って捨ててしまいます。

それぞれのカテゴリを形成するのに必要なキーワードを選定して、記事を書いていくように選定してみましょう。

 

有料と無料の違い

Google広告のキーワードプランナーは、無料だと検索ボリュームがとても曖昧です。

しかし、Googleで広告を出稿すると、もっと細かい検索ボリュームが見れるようになります。

キーワードプランナーの有料と無料の大きな違いは、検索ボリュームが抽象的か具体的かです。

数百円でも広告を出稿してみると、具体的な数値が確認できますよ。

 

キーワードプランナーの代わりになるツール

キーワードプランナーの代わりになるツールは、以下の2つを覚えておけば大丈夫です。

・MozBar
・Keyword Tool

MozBar

ログインすると、左下に「keyword Explorer」という枠があるのがわかります。

こちらの検索窓にボリュームを調べたいキーワードを入力します。

検索結果が少しだけ表示されるので、右下の「See all suggestions」をクリックします。

全体の検索結果が表示されました。「deta not available」というのは、「データが利用できません」という意味です。

「k」という単位は1千なので、10Kは1万PVという値になります。

以上のように、MozBarでもボリュームを調べられます。

MozBarの登録方法については、「【競合分析】MozBarのログイン方法と使い方を解説【Google拡張機能】」を参考にしてください。

Keyword Tool

無料ではほとんど使い物になりません。

検索結果はほとんどボヤかされていて、しっかりとボリュームを確認するには有料プランに課金するしかなさそうです。

一番安いプランでも、月額69ドルするので、Googleキーワードプランナーを利用するのがオススメです。

 

よくある質問

キーワードプランナーが使えない!

キーワードプランナーが使えない場合は、Google広告にログインできているか確かめましょう。

その他は、読み込みに時間がかかっている場合があるので、更新をしつつ様子をみてください。

多くの場合、キーワードプランナーが使えない理由は、このどちらかになります。

 

まとめ

キーワードのボリュームを知るには、Googleのキーワードプランナーを利用しましょう。

ラッコキーワードでは、サジェストキーワードは取得できても、一度にボリュームまでは取得できません。

ですから、Google広告のキーワードプランナーを利用することをオススメします。

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