ビジネスに使える心理学で、
フットインザドア
というテクニックがある。
これは、セールスマンが
一般家庭への訪問販売で、
一度ドアを開けてもらったら、
直ぐさまドアの隙間に足のつま先を入れて、
ドアを閉められないようにする行動からきた言葉である。
これが、どういった意味を示すかと言うと、
一度お願いを聞いてしまうと、
その次のお願いも聞いてしまうという心理だ。
セールスマンが、
訪問先のインターホンを鳴らして、
ドアを開けてもらうのが第一段階。
玄関先まで入れてもらうのが第二段階。
話を聞いてもらうのが第三段階で、
実際に商品を購入してもらうのが第四段階としよう。
同じようにセールスマンが、
1個100円の商品を購入してもらい、
どうせなら3個の方がお得だと伝え、
結局3個購入してもらう、
「実は、この商品を3個購入して頂けた方のみ、
こちらの商品が20%オフなんです!」と言いつつ、
他の商品も購入してもらう。
このように、
人間は一度相手の頼みを聞いてしまうと、
その次のお願いも聞いてしまう確率が
かなり高くなるという。
こういった小さい頼みから、
だんだんと大きな頼みに運んでいくテクニックが
「フットインザドア」である。
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